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盛岡商が帝京第五に2-1、全国制覇した06年度以来の勝利! 月折、原田がゴール│高校サッカー選手権

盛岡商の月折隼斗が値千金の同点ゴール!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

初出場の帝京第五は樋口志のボレーで先制したが――。

[全国高校サッカー選手権 1回戦] 盛岡商 2-1 帝京第五/2022年12月29日14:10/浦和駒場スタジアム

 全国高校サッカー選手権1回戦、盛岡商業(岩手)が2-1で帝京第五(愛媛)に2-1の逆転勝利を収め、31日の2回戦へ進んだ。

 先制は初出場の帝京第五。49分、一瞬のスキを見逃さず樋口志がボレーをねじ込んでみせる。

 ただ、そこから反撃に出た盛岡商は、自慢のテクニックが冴え出す。すると55分、月折隼斗がしっかりミートするハーフボレーで同点に追い付く。さらに63分、右サイドの打開から、最後はクロスを原田優汰が押し込み逆転に成功する。

 試合終盤は帝京第五が怒涛のスパート。しかしこれを耐え抜いた盛岡商が、全国制覇を成し遂げた2006年度大会以来となる選手権勝利を収めた。

 盛岡商は31日の味の素フィールド西が丘での2回戦、大阪府代表の履正社と対戦する。

【PHOTOギャラリー(11枚):盛岡商が気持ちのこもった勝利、帝京第五も最後まで粘る