【鳥栖】新加入の富樫敬真、初詣は駅前不動産スタジアム「一番ご利益がありそうだった」
富樫敬真。(C)SAKANOWA
「自分も、周りもゴールをバンバン決めて、チームの総得点を増やしたい」
J1リーグのサガン鳥栖は1月11日、2023シーズンの新体制発表会を鳥栖市民文化会館で行い、新加入選手と川井健太監督がサポーターを前に決意を語った。
そのうちJ2リーグのベガルタ仙台から完全移籍で加入したFW富樫敬真は、初詣として、駅前不動産スタジアムを訪れ願をかけたそうだ。
「年始にはすでに引っ越してきていて、どこの神社に初詣に行こうかなと思ったのですが、一番ご利益がありそうな、スタジアムへ行きました。めちゃくちゃ格好良くて、ユニフォームの色と統一された無骨な感じとかいいですね。写真をバチバチ撮っちゃいました」
そのように駅前スタジアムで、2023年の決意の一歩を踏み出したということだ。
2022シーズンには、仙台でキャリアハイとなるリーグ11ゴールを記録した。そして、相手のビルドアップをはがすと興奮する――と持ち味を語った。そのコメントについて改めて問われると、ニュアンスがちょっと異なるようで……富樫は「正確には、相手のビルドアップの歯車を狂わせる、プレスやプレスバックで、相手が困っている雰囲気が出るを感じると興奮します」と詳しく説明した。
そのうえで背番号22に決まったストライカーは、「ゴールもバンバン取れるように頑張っていきます。周りの選手もバンバンとって、総得点が一番取れるチームが上がっていけると思うので、そこを意識したいです」と、ゴールへのこだわりを語った。
富樫は1993年8月10日生まれ、アメリカ出身、29歳。178センチ・75キロ。これまでのキャリアは、駒林SC ― 横浜F・マリノス Jr ユース ― 日本大高校 ― 関東学院大学 ― 横浜 F・マリノス ― FC東京 ― 横浜FM ― FC町田ゼルビア ― V・ファーレン長崎 ― 仙台。2016年にU-23日本代表に選出された経験がある。2022シーズンは、J2リーグ37試合・11得点。