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移籍金43億円!トロサールがアーセナルへ完全移籍で合意。三笘薫から冨安健洋のチームメイトに

ブライトンのトロサール。(Photo by Bryn Lennon/Getty Images)

メディカルチェックを経て正式契約へ――。ロマーノ氏が“スクープ”。

 イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するFWレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)が日本時間1月20日、アーセナルFCに完全移籍することで合意に至った。メディカルチェックを受けたあと正式契約に至る。ガナーズがブライトンに支払う移籍金は2700万ポンド(約42億9000万円)[2100万ポンド+出来高600万ポンド]になると見られるという。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)がこの情報をキャッチし、20日(現地19日)、次のように「合意」についてレポートした。

「レアンドロ・トロサール、アーセナル行きが決定! ブライトンとの間で2700万ポンドで完全移籍で合意 ―― 個人的な条件も合意に至った。独占ニュース。トロサールは間もなくアーセナルとの契約にサインする。契約書は間もなく完成」

 グレアム・ポッター前監督の下ではブライトンの不動の左MF(ウイング)として活躍し、チーム最多リーグ7ゴールを決めていた。しかしロベルト・デ・ゼルビ監督は日本代表FW三笘薫との共存を模索。三笘が左MF、トロサールはCFで起用され、10月のチェルシーFC戦では快勝するなどハマった時は、驚くような爆発力を見せた。

 しかしW杯の中断明け、トロサールのパフォーマンスが低下。ロッカールームでチームメイトと揉めるなど“素行不良”も問題視され、デ・ゼルビ監督は「100パーセントのプレーができていない」とトロサールをメンバー外にした。するとベルギー代表アタッカーは事務所を通じて「移籍」を要求する騒動に発展していた。

 一方、競合していたミハイロ・ムドリクをチェルシーFCに獲得されてしまったアーセナルは、すぐさまトロサール獲得のオペレーションに移行(三笘を狙うのでは? という噂もあったが)。すると、わずか1日で合意に至った。

 とはいえアーセナルでもレギュラーは確約されていない。その性格が首位チームにプラスをもたらすのかも懸念されるが……。28歳のアタッカーが、三笘から今度は冨安健洋のチームメイトになり、プレミアリーグ制覇を目指す。

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