鎌田大地の移籍加速!?ドルトムントのマルコ・ロイスがマンチェスター・Uと接触
鎌田大地。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
契約期間は残り半年、仲介人とテン・ハグ監督が面会。
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルト所属のサッカー日本代表MF鎌田大地の動向に影響か――。
ドイツ代表MFマルコ・ロイスの仲介人が1月14日のオールドトラフォードで行われたマンチェスター・ダービーを視察し、ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督と極秘で会合を行ったという。『デイリー・メール』が1月20日に報じた。
ロイスとドルトムントの契約は2023年6月まで、あと半年を残すのみ。ドルトムントの英雄も33歳になり、しかも再びケガを繰り返している。この冬の移籍もあるのか、と噂になっているのだ。
ただ、その仲介人はインスタグラムでダービーを観戦した写真をアップしている。“シークレット”であるならば、さすがにそこまでのアクションは起こさないのが一般的であり、ゴシップの可能性も高そうではある。
とはいえ、ドイツ専門誌『キッカー』はドルトムントが、同じく今季でフランクフルトと契約満了を迎える鎌田獲得に動いている情報を昨年の段階で報じている。ボランチを担う19歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムの移籍が近い将来に実現しそうで、それに備え鎌田の補強に動いていると言われていた。ただ、鎌田の本職であるトップ下のロイスが、今後もフル稼働は難しいうえ、こうして将来を含め先行きも見えなくなっている。
現在トップ下はドイツ代表ユリアン・ブラントが担っている。このアタッカーも契約はあと1年半で、ロイスと比較すると、進化を遂げ続けているもののまだパンチ力を欠く。そういった状況を踏まえると、香川真司のいた時代を含め「トップ下」に強いこだわりを持つドルトムントが、鎌田を真剣に狙っている状況と将来の「青写真」も浮かんでくる。
一方、フランクフルトは鎌田に具体的な延長オファーを提示している。しかし、鎌田は今年6月でアイントラハトとの契約満了で、フリートランスファーになる可能性が高まっている。
カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表のベスト16進出に貢献したアタッカーが、もしかすると…この冬に移籍する可能性もあるか!? 鎌田には他に、FCバルセロナ、トッテナム・ホットスパーFC、セビージャFC、SLベンフィカが興味を示している。