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【移籍情報】あの『青いチーム』が鎌田大地の獲得を本格化!?「レーダーに乗っている」

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ボランチ起用後は得点力低下、明日CLでナポリと対戦。

 今季でドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了を迎えるサッカー日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)は、クラブからの延長オファーにこれまで応じていないため、このままフリートランスファーになることが確実視されている。特にイングランド・プレミアリーグ勢などドイツ国内外を中心にビッグクラブから関心が寄せられている。

 そうしたなかプレミアリーグのエバートンFCが獲得レースに加わってきたようだ。『ギブ・ミー・スポーツ』で、ジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏が、このほどショーン・ダイチ監督のレーダーに“Daichi KAMADA”が乗ってきたようだとレポートしている。

「クラブは彼(鎌田)に目を向ける必要があるでしょう。もちろんクラブの財務面がどの程度悪いのか、あるいは改善されているのかを見なければ分からない面もあります。現段階で、彼らが大きな出費をすることは難しいです。ショーン・ダイチはその状況をすでに理解していると思うが、彼は間違いなくすでにブルーズ(エバートン)のレーダーに映っている選手だ」

 すでに昨年11月の段階でも、エバートンが鎌田に関心を示しているとは伝えられていた。

 とはいえ、競合しているクラブは、ボルシア・ドルトムント、トッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントスFC、ACミラン、SLベンフィカなどの名前が挙がっている。

 鎌田自身はUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にコンスタントに出場してそこで優勝できるチームでのプレーを目標に掲げてきた。それだけに、エバートンを選択するならば、破格の条件など何かしら口説くためには際立っていないと難しいか……。

 ただ最近の鎌田はボランチでの起用が続いて、持ち前の前線を生かしつつ自らもゴール前へ顔を出していくプレーが減少気味。パフォーマンスがやや低下していて、メガクラブがどのような判断を下すのか。

 フランクフルトは現地21日にはCLのラウンド16でセリエAのSSCナポリと対戦する。そこで再び世界の目が“Daichi KAMADA”に向くか――。