名選手は名監督にあらず!?元イングランド代表主将、ランパード監督がエバートン解任。チェルシーに続きまたも…
ランパード監督。写真:上岸卓史./(C)Takashi UEGISHI
リーグ8試合、公式戦10試合勝ち星なし。
イングランド・プレミアリーグのエバートンFCを率いていたフランク・ランパード(Frank Lampard)監督が1月23日、成績不振を理由に解任された。直近のリーグ8試合、公式戦では10試合勝ち星がなく、チームは降格圏の19位に低迷していた。
ランパード監督は昨年1月に就任し、2021-22シーズンは16位でフィニッシュ。ノルマだったプレミアリーグ残留を果たした。
しかし今季は開幕から調子が一向に上がらず、これまで3勝6分11敗で20チーム中19位。直近のウェストハム・ユナイテッドFC戦を0-2で落とし、クラブは監督交代に踏み切った。
その前に率いたチェルシーに続き、2クラブ続けての解任で、またも志半ばにしてクラブを去ることとなった。現役時代はチェルシーとイングランド代表でキャプテンを務め、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)や三度のプレミアリーグ制覇など数多くの偉業を成し遂げてきた。しかし、監督業に転身したあとは、なかなか大きな成果を残せずにいる。44歳の元スターが苦悩のなかにいる。