アンフィールドを包む熱い拍手、南野拓実リバプールデビュー。クロップ「勇敢にフットボールをしてくれた」

リバプールの南野拓実。※リバプールの公式ツイッター(@LFCJapan @LFC)より

70分で途中交代。攻撃の見せ場は限られたが、守備面でまず一定の貢献。FAカップ、エバートンに勝利を収める。

[FAカップ 3回戦] リバプール1- 0 エバートン/2019年1月5日/アンフィールド

 1月1日付けで正式にプレミアリーグのリバプールFCに加入した日本代表FW南野拓実が、FAカップ3回戦エバートンFC戦でスタメン出場を果たした。エバートンとの「マージサイドダービー」となったこの一戦、南野の交代直後の71分にカーティス・ジョーンズが上げた1点を守り切り、1-0でリバプールが勝利。4回戦進出を果たした。

 過密日程の連戦中とあって、リバプールはほぼスタメンを入れ替えて臨んだ。リバプールでのデビュー戦となった南野は、3トップ中央での出場に。攻撃ではシュートシーンはなかったものの、「1軍」であるフィルミーノの動きをイメージするように、中盤に降りて起点を作ったり、ボールを貰って前へドリブルで運ぶシーンなど、周囲の良さを引き出した。

 また、彼の持ち味の一つである献身的な守備で、中盤に降りてボールホルダーにプレスをかけたり、ゴールキーパーまでしっかりとボールを追う姿も何度も見せた。ゴール前で相手にチェイスを仕掛けてコーナーキックを奪った際には、ホームのサポーターから熱い拍手が送られた。

 そして70分に交代する際、さらに大きな拍手がアンフィールドを包み込んだ。リバプールサポーターも南野のパフォーマンスに、今後への期待を抱いていた。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。

「選手たちは勇敢にフットボールをしてくれました。ユースの選手、トップで戦っている選手も含め、信じられないようなパフォーマンスでした。選手たちが今日全てのものを出し切ってくれて私はとてもハッピーです」

 指揮官は若手主体だったメンバーのパフォーマンスに満足しているようだった。

 確かに攻撃面では見せ場は少なかった南野だが、そのなかでチームの決まりごととして求められる守備での貢献は果たせたと言えた。ここからトレーニングを積み重ねてクロップのもと、世界王者のチームでどのように飛躍していくのか期待を抱かせた。

 リバプールの次戦は、首位を走るプレミアリーグに舞台を移して1月11日(日本時間12日2:30開始)、アウェーで6位のトッテナム・ホットスパーズと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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