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【日本代表】室屋成は躍動、田中碧の出番なし。ハノーファーが土壇場でデュッセルドルフに追いつく

ハノーファーの室屋成 (Photo by Cathrin Mueller/Getty Images)

アディショナルタイムにドラマが――。

[ブンデスリーガ2部 13節] デュッセルドルフ 1-1 ハノーファー/2021年11月6日13:30(日本時間21:30)/エスプリ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ2部13節、フォルトゥナ・デュッセルドルフ対ハノーファー96は1-1で引き分けた。日本代表に選ばれるデュッセルドルフの田中碧はベンチ入りしたものの出場機会を得られず。一方、ハノーファーの室屋成は右サイドバックとしてフル出場し、精力的に右サイドを駆け上がり、土壇場の同点劇に貢献した。

 試合は5分にデュッセルドルフのクリストフ・クラーラが先制。しかし、そのまま逃げ切るかと思われた後半アディショナルタイム、ハノーファーの切り札で投入されたフローレント・ムスリヤが左サイドから鮮やかなミドルをねじ込んだ。

 室屋は再三にわたって右サイドで起点となり、攻守両面のキーマンに。ただファイナルサードに入るとチーム全体の攻撃がアバウトで、室屋も味方にボールを預けては、そこからの展開でロスト。逆襲を食らって守備に回るというパターンが続いた。それでもハードワークをしっかりこなすことで、同点劇へとつなげた。

 ホームチームは88分、最後の2枚の交代カードで、前に当たりの強い選手を投入。ところが中盤も前掛かりになってしまい、その裏のスペースを突かれた。結果的には、もしも試合の先を読める田中が中盤にいれば……という展開になってしまった。

 デュッセルドルフは4勝4分5敗で12位、ハノーファーは3勝4分6敗で15位。いずれも1部復帰が次第に遠のいている。

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[文:サカノワ編集グループ]