楽天の三木谷会長がウクライナへの発電機寄贈、全500台の配布完了を報告
神戸の三木谷浩史会長。(Photo by Chris McGrath/Getty Images for Rakuten)
個人として支援、「市民の方の涙を見るともう少しやらないとと思います」。
楽天グループ株式会社の代表取締役会長兼社長を務める三木谷浩史氏は1月25日、ロシアの侵攻により大規模停電の起きているウクライナへの人道支援を目的とした発電機500台の寄贈が完了したと報告した。
同グループの発表によると、J1リーグ ヴィッセル神戸のオーナーも務める楽天の三木谷会長は、この寒さの中で各地でインフラ施設などへの攻撃を受け大規模な停電や電力不足、断水などが発生している状況を大いに心配。三木谷会長個人として、発電機・変圧器購入費とヨーロッパ・ウクライナまでの輸送費を拠出した。
寄贈された工進社製の発電機は「インバーター発電機 GV-16i」500台。「Tina Karol Foundation(チーナ・カーロリ財団)」を通じて、ウクライナ国民や同国内の避難所などに、変圧器と合わせて提供された。
三木谷会長は同日、ツイッター(@hmikitani)で次のように、支援の継続をしていきたい意向を伝えている。
「Samurai Foundationを通じて、ウクライナへの500台の発電機市民の皆様などに届いたとのこと。市民の方の涙を見るともう少しやらないとと思います。今回はKOSHINさん、JPさん、そしてウクライナの人権団体の皆様、ボランティアの方々、Tina、楽天グループのチームワークで実現。ありがとうございました」