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FW補強、浦和は戦略変更へ。ギアクマキスのアトランタ移籍、米国メディアも“当確”ランプ

スコティッシュカップ準決勝キルマーノック戦でゴールを決めたギアクマキス(右)。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)

移籍期間は、欧州主要リーグが1月31日で終了、Jリーグは3月31日まで――。

 J1リーグの浦和レッズが獲得を目指して「クラブ間合意」に至っていたスコットランド1部セルティックFCのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)だが、1月25日、MLS(メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドFCに移籍する可能性が高まった。

 ギリシャメディア『SDNA』が同日、「ギアクマキスがアトランタと合意、あとはセルティックからのOK待ち」と報じた。さらに『90Min』アメリカ版も日本時間の26日、こうした情報とともに「両者が詳細を詰めていて、契約締結が間近に迫っていることを確認した」と“当確ランプ”をともした。インテル・マイアミに移籍する2018年得点王のホセフ・マルティネスの後釜として迎え入れるという。

 キャスパー・ユンカーが名古屋グランパスに移籍した浦和は2023シーズン、マチェイ・スコルジャ新監督のもと、プレスバックを含めた前線からの守備も怠らず、なおかつゴールも狙えるストライカーを欲してきた。

 そうしたなかロアッソ熊本から髙橋利樹を獲得することに成功。さらにハードワークを惜しまず得点も奪えるオランダ人FWブライアン・リンセンに加え、ギアクマキスのように高さやパワー、スピードを前線にもたらせるタレントを求めてきたことがうかがえる。

 ヨーロッパ主要リーグの冬の移籍期間は1月31日で終了する。そこで欧州各クラブが一旦戦力をフィックスするため、移籍を希望している選手を狙うチャンスはまだある。ただ、Jリーグは3月31日まで移籍マーケットが開いているだけに、東欧や北欧も視野に、その期間を活用する戦略に変更することになりそうだ。

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