【浦和】VAR介入で『逆転無罪』。髙橋利樹にシミュレーション+警告→取り消し→PK→ショルツが決める
浦和の髙橋利樹。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
ハノイ戦、レッズが3ゴールを決めて折り返す。
[ACL GS2節] 浦和 – ハノイ/2023年10月4日19:00/埼玉スタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)2節、浦和レッズ(日本、J1リーグ) 対 ハノイFC(ベトナム)戦、ホームの浦和がホセ・カンテのシュートからのオウンゴール、アレクサンダー・ショルツのPK弾、そして髙橋利樹の一撃でリードを広げている。
19分のショルツによるチーム2点目だが、今大会VARがGSから採用されたことによって“救われる”一例となった。
16分、左サイドを駆け上がった左MFの関根貴大がクロスを放つ。ゴール前に入り込んでいた右MF髙橋が、ハノイDFダミアン・ル・タレクのコントロールミスしたボールを奪いに行く。すると足がかかったように見え、髙橋が転倒……。
しかし、主審はシミュレーションだとして、髙橋にイエローカードを提示したのだ。
ここでVARが介入。ファウルの可能性があるとして、主審に対しOFRを推奨した。そして主審が映像で改めてこのシーンをチェックした。
するとダミアンが髙橋の足を蹴っているとして、ハノイのファウルと判定を覆した。主審は髙橋のイエローカードを取り消して、浦和にPKを与えた。このキックをショルツが決めて、チームに2点目をもたらした。
4-2-3-1でスタートした浦和は25分頃、右MFでスタートした髙橋とトップ下の小泉佳穂がポジションを入れ替える。守備時などにはカンテと髙橋が2トップになる構図となる。
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すると浦和は37分、髙橋がチーム3点目を沈めた。試合は浦和の3点リードで折り返している。