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アジア大会 北朝鮮の凶暴化に、日本代表の森保監督「ラフプレーは我々にはコントロールできないので…」。W杯アジア予選で対戦へ

杭州アジア大会、U-22日本代表に敗れ、主審を恫喝するU-22北朝鮮代表の選手たち。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

来年3月、ホーム&アウェーでの対戦を予定。

 日本サッカー協会(JFA)は10月4日、10月シリーズ(MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023/13日・カナダ代表戦@新潟、キリンチャレンジカップ2023/17日・チュニジア代表戦@神戸)に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーを発表した。

 日本代表の森保一監督がメンバー発表の記者会見に臨み、そのなかで、現在開催中の中国・杭州アジア大会でU-22日本代表との対戦でラフプレーを連発し、審判を恫喝するなど著しくフェアプレーを欠いたU-22北朝鮮代表の戦いを受けての質問が出た。北中米ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選で、日本は北朝鮮代表と同組に入っている。

 今回の騒動をどのように見たか――。その問いに指揮官は次のように答えた。

「(アジア大会での)日本とDPRコリア(北朝鮮)の試合はテレビで見させていただきました。激しく厳しい局面の戦いがすごくあると思いました。日本の選手がレイトタックルなどで、ケガをしなければいいなという想いはありました。そのなかで我々が今度、A代表の戦いで、DPRコレアと戦うことも想像しながら見ていました。本当に激しく厳しい戦いになると思っています」

 そして指揮官はラフプレーに関して、主審の判定に委ねたいという考えを示した。

「Jリーグでももちろん激しく厳しく、ヨーロッパで戦っている選手はもしかするとあれ以上に激しく厳しいなかでプレーしていると想像できます。選手たちはより普段やっていることに自信を持ち、激しく厳しいを乗り越えてくれるだろうと考えています。ただラフプレーにおいては、そこは我々にコントロールできることではないので、選手たちには恐れず、まずは普段通りにプレーをしてほしいです。ジャッジに関してはレフェリーに任せて、レフェリーが選手を守ってくれると信じて戦いに挑みたいと思います」

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 日本代表と北朝鮮代表は来年3月21日にホーム、26日にアウェーでの対戦が組まれている。いずれも会場など詳細は未定となっている。

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