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【鹿島】浦和と再びドロー、鈴木優磨「全員がファイトし、全員がやるべきことをやってくれていた。僕が決めていれば勝っていた試合でした」

鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

「自分に目を向けて、しっかり取り返します」

[J1リーグ 27節] 鹿島 0–0 浦和/2024年8月17日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ27節、鹿島アントラーズは浦和レッズとスコアレスで引き分けた。これでこのカードは2022年からリーグ6試合連続のドローに。

 鹿島の鈴木優磨はセンターフォワードで先発フル出場。ビルドアップに加わりながらゴール前にも飛び出して、GK牲川歩見と1対1の決定機を迎えたものの決め切れず……。アントラーズのエースは試合後、「今日は僕が決めていれば勝っていた試合でした。非常に悔しいし、後ろがしっかり耐えてくれたので、決め切らないとこういう試合になります。個人的にはすごく反省しています」と悔しさを滲ませた。

 鈴木は勝ち切れなかった”勝点1”の責任を、自らに課していた。

「危ないシーンは何度かありましたが、試合を通してどちらが良さを出していたかというと、ウチだったと思います。こうした試合でチームを救えるような点を取れなかったのは残念です」

「難しい試合で、難しい内容になると想定していたなか、全員がファイトして、全員がやるべきことをやっていてくれていた。そこで僕が決め切れなかった申し訳なさはあります。前線でずっと出ている以上、これが重くのしかかってくるし、次の試合で取り返していきたいです」

 この日は3万3295人が来場。夏休みとあって多くの来場者がいたなか、鈴木は「勝たなければいけなかった」と繰り返した。

「(かなり球際も激しかったが?)このくらい当たり前だし、意地と意地のぶつかり合った一戦でした。もちろん削るようなタックルはいけない。非常に熱くてファンが観ていても楽しんでもらえた試合だったと思います。浦和も固かったですが、これだけファンが集まってくれて、また来たいと思ってもらうためにも勝たなければいけなかった。自分に目を向けて、しっかり取り返します」

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 鹿島は2試合勝利がなく、3位に後退。首位のFC町田ゼルビアとは再び5ポイント差に開いた。

Posted by 塚越始

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