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久保建英「もっと落ち着いて決めなければ」。レアル・マドリードとソシエダ、スコアレスドロー

レアル・マドリードのヴィニシウスとマッチアップするレアル・ソシエダの久保建英(左)。(Photo by Denis Doyle/Getty Images)

トップ下と右ウイングでフル出場。

[スペイン1部 19節] レアル・マドリード 0-0 レアル・ソシエダ/2023年1月29日21:00(日本時間30日5:00)/サンチャゴ・ベルナベウ

 スペイン1部リーグの上位対決、レアル・マドリードとレアル・ソシエダの一戦はスコアレスで引き分けた。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は4-4-2(4-1-3-2)のトップ下で先発、後半途中から4-3-3の右ウイングでプレーして勝点獲得に貢献した。

 ダビド・シルバら9人を欠くレアル・ソシエダは、まさに総力戦。トップ下に入った久保はスペースに顔を出してパスを引き出しながらチャンスを探る。

 そして55分、ロベルト・ナバーロとパブロ・マリンが投入されると、アウェーチームは布陣を4-3-3にシフト(守備時は4-4-2)。久保は右ウイングに入る。

 すると61分、久保が抜け出してシュート! しかしGKティボ・クルトワに阻まれる。

 さらに68分にもスルーパスから21歳のレフティが上手く抜け出したが、クルトワとの1対1になりかけたところで、トラップがやや大きくなり止められてしまう。

 レアル・マドリードのヴィニシウス、エドゥアルド・カマヴィンガらの個人の打開にも、そのあとチーム全員でカバーして凌ぎ、試合はスコアレスドローに終わった。

『アス』によると、久保は試合後、「よく守れました。水曜日の試合(FCバルセロナ戦)では退場者を出しましたが、11人ならばどの相手とも私たちは戦えます。(いいイメージだった?)意気揚々と乗り込みました。マドリードとバルサが勝点差をつけていますが、私たちが失うものは何もありません。雰囲気にも助けられました」と語った。

 また幾つかのチャンスをモノにできなかったことを悔やんだ。

「チャンスではもっと落ち着いて、ゴールやアシストを決めないと、エリート選手にはなれません。(チャンスは)チームメイトのおかげです。1試合に3、4回チャンスがあれば、落ち着いてゴールに結びつけなければなりません」

 そのようにこのビッグマッチを堪能した一方、自身の課題もあげていた。

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