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ギアクマキスは「物静かな思想家」。あの“先輩”の存在が浦和レッズを最後まで選択肢に残した理由の一つ!?

セルティックのギアクマキス(左)。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)

このギリシャ代表ストライカーと井手口陽介に退団する可能性か。

 J1リーグ浦和レッズとメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドFCが獲得を目指しているスコットランド1部セルティックFCのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)だが、間もなくアトランタへの移籍が発表されると言われているが、まだ正式決定には至っていない。

 そうしたなかスコットランドメディア『デイリー・レコード』は2月1日、VVVフェンロのゼネラルマネジャーを務めるマルコ・フーバーズ氏が、かつて所属したギアクマキスについて語っている。同氏は「物静かな思想家」だったとギアクマキスの印象に触れ、年齢的にも金銭的な条件は、よりシビアにチェックし検討しているのだろうと分析している。

 また、「もしも浦和レッドダイヤモンズに移籍すれば、かつて(VVVでプレーした)ブライアン・リンセンとチームメイトになります。ブライアンとは何度か連絡を取ってきましたが、ギオルゴスはそのチームについて真剣に検討していたようです。が、別の選択をしようとしているようですね」と語っている。リンセンとギアクマキスがVVVでチームメイトだった時はないが、“先輩”であるリンセンの存在が、浦和行きを最後まで選択肢に残してきた要因の一つであるようだ。

 また今回移籍が実現した場合には、条項によりVVVにも一定の額が入ると期待しているそうだ。

 アンジェ・ポステコグルー監督はこのほど、リヴィングストンFC戦前に応じた『BBC』の取材で、ギアクマキスの状況について「結論に達していると期待していますが、まだ何も確定していません」と語っている。

 一方で、あと「1人、2人はチームを去るかもしれません」とも明かし、それがギアクマキス、そしてケガの影響もあり出場機会を得られずにいた元日本代表MF井手口陽介である可能性が高そうだ。

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