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全席で声援が戻る『富士フイルムスーパーカップ2023』、大会アンバサダーに北澤豪氏が就任。横浜F・マリノス対ヴァンフォーレ甲府

富士フィルムスーパーカップ2023の概要記者会見を行った(左から)野々村芳和チェアマン、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社の浜直樹社長、アンバサダーに就任した北澤豪氏。(C)SAKANOWA

野々村チェアマン「カテゴリーが異なるJ1とJ2のゲーム、広い意味でたくさんの想像を巡らせられる機会に」

『富士フイルムスーパーカップ2023』横浜F・マリノス対ヴァンフォーレ甲府の一戦が2月11日、国立競技場で開催される。13時35分キックオフ。地上波では日本テレビ系で全国ネットにて生中継され、インターネットではTVerにてライブ配信される。

 この大会に向けた記者会見が2月3日に都内で行われ、野々村芳和チェアマン、特別協賛の富士フィルムビジネスイノベーション株式会社の浜直樹社長が登壇。両チームのファン・サポーターをはじめ、初めての新国立開催となるだけに一人でも多くの来場を呼び掛けた。

 そして大会アンバサダーには、北澤豪氏の就任が決定した。

 北澤氏は1994・95年・97年大会に出場し、94・95年大会で連覇を果たした選手の一人。30回大会の各種プロモーション活動を通じて、大会を盛り上げる。

 野々村チェアマンは冒頭、「一言で30年と言っても、かなり変化の多かった30年の中で、富士フィルムイノベーション株式会社様にサポートいただいていることは言葉に表現するのが難しいぐらいすごいことだと感謝しています。このゲームからJリーグが始まるぞという雰囲気になり、今年どうなるのかを想像するのも楽しい時期。今回はカテゴリーが異なるJ1とJ2のゲームになり、広い意味でたくさんの想像を巡らせられる機会に。いい作品を作り出し、楽しい想像をできる、声が戻る熱量のある試合になり、期待しています」と語った。

 コロナ禍で自粛が続いていた「声出し応援」だが、この試合から、マスク着用のもと、全席で制限なく声を出しての応援が公式戦で解禁される。

 富士フィルムビジネスイノベーション株式会社は1970年に高校サッカーの協賛をスタートして以来、50年以上、サッカー界をサポート。94年に当時のJリーグ・ゼロックススーパーカップの特別協賛を担い、昨年から『富士フィルムスーパーカップ2023』に名称を変更した。

 浜社長は次のように語った。

「期待を背負って新シーズンを迎える両チームによる頂上決戦。白熱の戦いを期待しています。ビジネスも、サッカーをはじめスポーツ全般において、切磋琢磨して技術を磨き、困難に挑戦し続けていくことが大事だと思っています。革新をもたらす存在であり続ける思いで、これからは富士フィルムビジネスイノベーションはJリーグのさらなる発展をサポートし、パートナーであり続けるとともに、私たちたち自身も挑戦し続けていきたいと思います」

 そして北澤氏は「長く歴史を積み上げていくことによって、昨年のカタールW杯など、活躍した選手がこのチームにいたのかと振り返れる大会にもなっています。最初の試合という重要性もあり、今後のペースも決まってきます。出場するチームにとっては、(リーグを代表する)責任もあると思います」と語り、両チームの奮起を期待していた。

Posted by 塚越始

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