【浦和】ホイブラーテン、レッズ加入は「即決」。さっそくサポーターの反応に「情熱が人生そのものだと実感している」。元同僚ユンカーからのアドバイスとは!?
オンラインでの記者会見に応じた浦和のマリウス・ホイブラーテン。(C)SAKANOWA
「大きなチャレンジであり、トライしたいと真っ先に思いました」
ノルウェー1部FKボデ/グリムトからJ1リーグ浦和レッズに加入したDFマリウス・ホイブラーテン(Marius HOIBRATEN)が2月3日、オンラインによる加入記者会見に応じて、新天地での決意を示した。
「強みはゲームを読んでプレーするところです。もちろんカバーリングや対人も。これまでプレーしてきたことを、ピッチで表現していきたいです」
左利きの27歳のセンターバックは、元U-21ノルウェー代表に選ばれた経験がある。今回浦和からオファーが届いたあと、ほぼ“即決”だったという。そしてボデ/グリムトも後押しをしてくれたそうだ。
「プロセスはとても速く進みました。レッズから興味をいただいてから、仲介人と話をして、大きなチャレンジであり、トライしたいと真っ先に思いました。グリムトも話をスムーズに進めてくれました」
「ヨーロッパの選手はヨーロッパでプレーすることが多いですが、この話をもらった時、全くこれまでと異なる体験を得られるのだと思いました。アジアでプレーしてみたいとも考えていたところ、世界でもその文化が知れ渡っている日本であり、浦和レッズというビッグクラブでプレーできる。それも目標だっただけに、決断は難しくはありませんでした」
ノルウェーの強豪で3シーズン戦い、二度のリーグ制覇を成し遂げている。2020シーズンは昨季まで浦和にいたキャスパー・ユンカーともチームメイトだった。
「キャスパーからは様々な情報をもらいました。生活面、文化、浦和というクラブについて。全てがポジティブな話でした。それを聞き、改めてベストな選択だったと確信できました。ものすごく安心できる、いろいろな話をしました」
「(具体的には?)日本について本なども読み調べもしました。またキャスパーからは、あらゆることがしっかり準備されていて、クラブもきめ細かくオーガナイズされて整っていると言われました。到着してすぐ、それは実感しましたね。ノルウェーでは移動の際、自分たちで何もかもしなければいけませんでした。キャスパーの言っていたことを、すぐ実感していますよ」
また、浦和のサッカーへの関心の高さもひしひしと感じているそうだ。
「情熱がものすごく伝わってきます。街を歩いているとサインも求められました。浦和のファンの方々にとって、レッズへの情熱が人生そのものだとさっそく実感しています」
そんなファンとサポーターのために、「最大限のベストを尽くすのみです」と短い言葉で決意を示した。