【移籍情報】来夏アンス・ファティが注目銘柄に。久保建英の“元同僚”、プレミア勢のリバプール、マンU、アーセナルが狙う
バルセロナのアンス・ファンティ。(Photo by Brendon Thorne/Getty Images)
バルセロナも残留を“強く”希望。
2023-24シーズンに向けた来夏の移籍マーケットで、なんとFCバルセロナの「10番」をつけるスペイン代表FWアンス・ファティ(Ansu Fati)が注目銘柄に浮上している。アーセナルFC、リバプールFC、マンチェスター・ユナイテッドといったイングランド・プレミアリーグ勢がオファーを準備しているという。
移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が2月10日、自身のツイート(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートした。
「プレミアリーグ各クラブが、来夏のアンス・ファティの状況を追っている。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールといった情報を得ている。バイエルンは現在動いていない。バルセロナはアンスを強く引き留めたい意向だ」
日本代表MF久保建英とはバルサのカンテラ(育成組織)でチームメイトとして一緒に戦っている。現在20歳になったアタッカーはリオネル・メッシからバルサの「10番」を引き継ぎ、大ケガから復活。カタール・ワールドカップ(W杯)にもスペイン代表として出場した(日本代表戦でもピッチに立っている)。
今季スペイン1部リーグではこれまで20試合・3得点・3アシストを記録。ただし先発は7試合で最近2試合は途中出場が続いている。そして現時点では2027年6月まで複数年契約を結んでいると見られる。
クラブ予算規模がラ・リーガの倍と言われるプレミアリーグ勢は、改めて深刻だと言われるバルサの財政問題を突き、今後ピークを迎えるこのスーパースター候補を引き込もうと画策しているそうだ。
現在スペインリーグで断トツの首位に立つバルセロナだが、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ(GS)敗退を喫し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)プレーオフに回ることになった(マンチェスター・ユナイテッドと対戦する)。プレミアリーグ“1強”の時代がさらに色濃くなりつつある。
果たしてアンス・ファティが自身のキャリアで、一体何を優先させていくのか。これから様々な噂が出てきそうだが……その動向から目が離せなくなりそうだ。