【W杯採点ランキング】長友が1位。平均評価「4.0」4人並ぶ
長友、香川はまさに代えの利かない存在だった。(C)SAKANOWA
出場18人中14人が「3.0」以上。5人が出場ならず。
FIFAワールドカップ・ロシア大会4試合での日本代表選手の本サイト平均採点をまとめた。通信簿にちなんだ「5」段階評価で、「4.0」が4人で並んだ。採点が同じ場合は「試合数→出場時間」の順番で順位をつけ、4試合フル出場した長友佑都が1位となった。
出場試合数によって評価のバランスを欠くものの、今回は全員一律でランキング化。
W杯3大会連続となる長友は、4-2-3-1の左サイドバックとして全試合フル出場を果たし、サイドアタッカーを封じつつ、今大会ブレイクを果たした乾貴士を後方から支えた。
柴崎、昌子、香川も平均「4」で採点はトップタイ。
柴崎はベルギー戦でも原口の先制点をアシスト。唯一の全試合「4」と常に高いパフォーマンスを発揮した。昌子もW大会初出場ながらCBとして、ファルカオ、ニャン、ルカクとワールドクラスのストライカーと互角以上に渡り合った。それでも全試合で失点を喫し、最終戦は痛恨の逆転負けを喫して評価「3」に。グループリーグでは最高点を叩き出したが、最後は1位タイに。
出場18選手中14人が及第点の「3」以上に。4試合6ゴールと、日韓W杯の通算5得点を上回り過去最多。一方、7失点と相手のアタックが強力だったとはいえ守備が最後まで安定しなかった。
東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)、植田直通(鹿島)、遠藤航(浦和)、大島僚太(川崎)の5人は出場できなかった。
以下、日本代表の平均採点と出場記録。
日本代表
FIFAワールドカップ・ロシア大会
グループリーグ…1勝1分1敗 勝点4 4得点4失点
コロンビア戦(〇2-1)、セネガル戦(△2-2)、ポーランド戦(●0-1)
ラウンド16…ベルギー戦(●2-3)
▽4試合の平均採点ランキング(同採点の場合、試合数→出場時間の順)
順位 名前 所属 平均採点 W杯試合・得点 出場時間
1 長友佑都 ガラタサライ 4.00 4試合0得点 360分
2 柴崎 岳 ヘタフェ 4.00 4試合0得点 341分
3 昌子 源 鹿島 4.00 3試合0得点 270分
4 香川真司 ドルトムント 4.00 3試合1得点 232分
5 大迫勇也 ブレーメン 3.50 4試合1得点 308分
6 乾 貴士 ベティス 3.50 4試合2得点 292分
7 本田圭佑 パチューカ 3.50 3試合1得点 47分
8 原口元気 ハノーファー 3.33 3試合1得点 246分
9 酒井宏樹 マルセイユ 3.25 4試合0得点 360分
9 吉田麻也 サウサンプトン 3.25 4試合0得点 360分
11 長谷部誠 フランクフルト 3.00 4試合0得点 279分
12 山口 蛍 C大阪 3.00 3試合0得点 109分
13 岡崎慎司 レスター 3.00 3試合0得点 67分
14 槙野智章 浦和 3.00 1試合0得点 90分
15 川島永嗣 メス 2.75 4試合7失点 360分
16 酒井高徳 ハンブルク 2.00 1試合0得点 90分
17 武藤嘉紀 マインツ 2.00 1試合0得点 82分
18 宇佐美貴史 デュッセルドルフ 1.00 2試合0得点 68分
― 植田直通 鹿島 ― ―・― 0分
― 遠藤 航 浦和 ― ―・― 0分
― 東口順昭 G大阪 ― ―・― 0分
― 大島僚太 川崎 ― ―・― 0分
― 中村航輔 柏 ― ―・― 0分