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【東京五輪】吉田麻也が改めて明かす「有観客の希望」、その真意とは?

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

SNSのインスタグラムで言及。

 東京オリンピック・サッカー男子日本代表(U-24日本代表)のキャプテンを務める吉田麻也(セリエA・UCサンプドリア)が7月19日、SNSのインスタグラム(@mayayoshida22)のストーリーズを更新し、改めて17日のスペイン代表戦後に訴えた「有観客の希望」について一言、言及している。

 ストーリーズは写真をメインに、24時間が経過すると消える機能。今回オーバーエイジで選出された32歳のセンターバックは、スペイン戦などオリンピック日本代表での複数の写真の中の試合後のインタビューの1枚に、次のようにメッセージを付けていた。

「これは僕の個人の考えであって正解ではないです。
 賛否あるのは理解してます。
 ただ伝えたかっただけです」

 そのように22日の南アフリカとの五輪初戦を控える吉田は賛否両論があるなかで、思いを口にしたと明かしている。

 吉田は1-1に終わった試合後、ヒーローインタビューとオンラインによる記者会見で、もう一度、五輪の「有観客」の可能性を探ってほしいと、アスリートの立場から主張。そのメッセージは多くの人の共感を呼び、一方では疑問も投げかけられ、議論を巻き起こした。

 アスリートとして、生涯一度であるホスト国で迎えるオリンピック開催。その代表選手として、観客の拍手を受け、ともに戦いたい。それが開催国の最大のアドバンテージでもあるだけに――。

 吉田は次のように語っていた。

「オリンピック開催のため、多くの税金が使われ、なのに国民が見に行けないのであれば、では一体誰のため、何のための五輪なのか。アスリートはファンの前でプレーしたい。あと10分、苦しい時にサポーターの方々のエネルギーは確実に僕らの助けになります。ホスト国である僕らは、決してトップ・オブ・トップではない。だからこそ、その助けを必要としています」

「ソーシャルワーカーの皆さんが毎日、命をかけて戦ってくれているのは重々理解していますし、オリンピックができるだけで感謝をしないといけない立場にあります。でも忘れないでほしいのは、選手たちもサッカーに限らず命をかけて、人生をかけて戦っているからこそ、この場に立てています。マイナーな競技でこの五輪に懸けている人はもっといると思います。そのためにも、なんとかもう一度真剣に検討していただきたいと思います」

 果たして、東京都やTOKYO2020大会組織委員会などは、この発言を受けて具体的に動くことはあるのか。

 サッカーはまず21日19時30分から札幌ドームでの、なでしこジャパン(日本女子代表)対カナダ女子代表戦で幕を開ける。男子は22日20時から、東京スタジアム(味の素スタジアム)での南アフリカ代表戦で初戦を迎える。その後、中2日でグループステージが行われていく。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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