×

【スペイン戦 採点】大仕事の堂安、粘り腰の旗手を評価、MOMはあのDFに!注目の久保は…│U-24日本代表

【MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ】冨安健洋(日本)

東京五輪を前に最後のキリンチャレンジカップ。上田、前田、林…FW陣の迫力不足が少し気掛かり。

[キリンチャレンジカップ] U-24日本代表 1-1 U-24スペイン代表/2021年7月17日19:20/ノエビアスタジアム神戸

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。


【U-24日本代表:U-24スペイン代表戦】
GK
12 谷 晃生 4(▽HT)
4本の被シュートも無失点に抑える。持ち味である至近距離のシュートへの反応の強さを見せた。

DF
5 吉田麻也 3(▽HT)
冨安との補完関係は申し分ない。酒井との右サイドで、スピードの変化を付けられた時、若干の不安も見せた。

2 酒井宏樹 3(▽HT)
1対1の守備で負けず。ビルドアップやクロスなどファイナルサードに関わるプレー精度や練度を高めたい。

14 冨安健洋 4(▽HT)【MAN OF THE MATCH】
危険の芽を察知すると最短距離で詰めて、一歩先に封じていった。敵将も認めた抜群の存在感。

13 旗手怜央 4
左サイドバックで先発し、後半途中から左MFへ。この日は守備の粘り強い対応が光った。五輪本番の勝負どころではゴールへの貪欲さを爆発させたい。

MF
6 遠藤 航 3(▽HT)
最終ラインの前でギリギリまで判断を遅らせて対応。ただ周囲と連携してボールを奪う機会が限られた。

4 板倉 滉 2
相手につり出されて、そのスペースを活用された。一方、空中戦では競り勝ってシュートまで持ち込むなど、セットプレーの強さは改めて日本の武器になると示した。

10 堂安 律 4(▽HT)
久保とともにややボールを持ちすぎて同じリズムになる時間が続いたが、攻勢に立った時間帯、一発をモノにしてみせた。

7 久保建英 3(▽66分)
左サイドを攻略してのアシストは日本と自身の収穫に。一方、堂安以外、また複数人で打開する機会があまりなく、強豪と対戦する際の課題を残した。

16 相馬勇紀 3(▽80分)
ペナルティエリア内まで必ず持ち込む強気の姿勢を貫いた。そこで相手もボールに集中させ、惜しいチャンスも作る。あとはフィニッシュに絡む仕事の精度がほしい。

FW
19 林 大地 2(▽HT)
序盤は両サイドへ開いてボールを受けようとしたが、途中から中央での仕事を増やして自身のシュート→堂安弾と流れを呼び込んだ。ポストプレーの強さと確度を高めたい。

▼交代出場
GK
1 大迫敬介 3
(▲HT)
9本のシュートを浴びて1失点。身を挺して防いだビッグセーブで悪い流れを一旦断った。

DF
15 橋岡大樹
 (▲HT)
ラインを上げようとしたが指揮官から抑えるように言われ、すると右MFに入った前田との距離が開き、引いてくるよう要求。常にバランスが悪かった原因をスタッフ、チームメイトとも共有し、五輪本番ではクリアにして臨みたい。

DF
20 町田浩樹 2
(▲HT)
守備の対応はよく堪えていた。それでもラインを下げてしまい、ボランチも、前田も下がってきてしまった印象。

DF 
21 瀬古歩夢 3(▲HT)
イエローカードを受けたあと消極的になってしまった。そのムラをなくせれば文句なし。

MF
17 田中 碧 2
(▲HT)
板倉との元川崎ボランチコンビを再結成。相手が上だったこともあるが、守備面でチームとしてボールを奪う形をなかなか作れなかった。

MF
8 三好康児 2
(▲HT)
相手に振り切られ失点を招く。一方、上田へのスルーパスで決定機を作る。やはり、できるだけ前目に置きたいタレント。ゼロトップ起用もあり。

FW
9 前田大然 2(▲HT)
ゴール前まで戻って守備に加わったが、逆に前線が薄くなるなど悪循環に陥った印象。途中からは不慣れな右MFに入ったが、ここでも守備に追われ、躊躇いも感じられた。

FW
18 上田綺世 (▲66分)
ケガ明けの復帰で、いきなり決定機を作る。一方、厳しいプレスにボールを失う場面もあり、コンディションとともに強度も上げていきたい。

DF
3 中山雄太 ―(▲80分)
最後のカードで、左サイドバックに入る。守備を固める時には、効果的な一手になりそうだ。

注目記事:日本代表FWオナイウがトゥールーズ移籍へ「数日中に到着」。横浜FMでリーグ2位12ゴール

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads