【神戸】今季ラストイヤー!?イニエスタが答える「どのようにシーズンを終えるかは…」
ゆりやんレトリィバァさんからチョコ型のJリーグシャーレを受け取った神戸のイニエスタ(左)。写真提供:Jリーグ
キックオフカンファレンス、福岡戦へ「ホームで開幕を迎えられるのは楽しみ」。
[J1 1節] 神戸 – 福岡/2022年2月18日14:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグのアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が2月14日、都内のキックオフカンファレンスに臨み、開幕のアビスパ福岡戦(18日、ノエビアスタジアム神戸)に向けて抱負を語った。
今年39歳になるイニエスタは、「ホームで開幕を迎えられるのを楽しみにしています。アビスパさんは本当に難しい相手。簡単にはやらせてくれない。いいサッカーをして、いいスタートを切りたいです」と意欲を示した。
「こちらがしっかり忍耐強く戦い、チャンスも限られるはずで決定力も問われます。大切なのはチーム全体がベストな状態で臨むこと。それがチームにとって一番重要です」
またFCバルセロナ、スペイン代表で数多くのタイトルを獲得してきたイニエスタへ、どうすれば神戸は勝ち続けられるか、負けないチームになっていけるか、という質問も。世界に認められてきた司令塔は、次のように答えた。
「最終的に大切なのはバランス。できる限り攻撃して、可能な限り守備をすることが一番重要。そのバランスの良いところが一番強いチームだと思います。そのなかでチームの武器があり、それを最大限に生かし、相手のは使わせずに隠す。自分たちの強みをいかに出すか。そこに集中したいです」
「日本に来てからこれまで、私はいい結果をたくさん残せてきたと思っています。昨シーズンの経験を学びに、今季は謙虚な気持ちで目の前の1試合ずつ戦い、それを通して、大きなものを成し遂げていく。そういった形で素晴らしいシーズンにして、自分たちが得るべきものを勝ち取りたい。そういう姿勢をチームとして見せていきたいです」
そして神戸との契約が今季までという“ラストイヤー”になる。現役続行かどうかも注目点になる。今季の位置づけを問われると、イニエスタは次のように語った。
「いま目の前にあるシーズン開幕に向けて、最大限の集中をしてベストの状態で挑めるように、個としても、チームとしても、そこに集中しています。シーズンを戦っていくなか、どこまで行けるのか。どのようにシーズンを終えるのかは、また考えていければと思います。今は目の前の開幕に集中し、未来がどうなるかは、またその時、その時に考えていきたいです」
そして現状のコンディションについてアンドレは「引き続き練習しながら、土曜日に最大限のコンディションで挑むことを目標に日々練習しています。1日1日いいコンディションで、できるだけ早くチームに戻れるようにトレーニングしています」と語った。
また、対する城後寿は「J1昇格から過去2年、リーグ戦では神戸さんに勝利できていません。3年目の正直、今シーズンは2試合合わせて勝点6を取れるように頑張りたいです」と意欲を示した。