【鹿島】知念慶が移籍後初ゴール「優磨から本当にありがたいパスが来た」「僕らはここから登っていくだけ」。京都に2-0開幕白星スタート、次節はホーム初陣・川崎戦!
鹿島の知念慶。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ピトゥカのハーフボレー弾も決まる。
[J1 1節] 京都 0-2 鹿島/2023年2月18日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA
J1リーグ1節、鹿島アントラーズがディエゴ・ピトゥカ、そして新戦力の知念慶のゴールで京都サンガF.C.に2-0の勝利を収め、開幕戦白星スタートに成功した。
京都の猛烈なプレッシングを鹿島はロングボールをまぜながら回避し、最前線の鈴木優磨と知念がボールを収め、敵陣で試合を進めようと試みる。また鈴木と知念のプレスも効き、次第に京都の陣形も間延び。鹿島の前を向いたプレーが増えていく。
すると鹿島が京都陣内で試合を進めていた7分、コーナーキックを得る。樋口雄太のキックからこぼれたセカンドボールを、ピトゥカが左足でミート! ボールは一直線にゴールネットに突き刺さった。
さらに34分、GK若原智哉からビルドアップを試みた京都だがDF陣が連係ミス。そこを見逃さず鈴木がボールを奪って中央に折り返し、知念がシュートをねじ込んだ。
試合はこのまま2-0で鹿島が勝利。プレシーズンに勝てずにいたなか、この公式戦初戦――しっかりと結果を残した。
知念は試合後のフラッシュインタビューで「優磨から本当にありがたいパスが来たので、落ち着いて決めることができました。今日は左サイドで出て、守備の役割を意識しながらも、気持ちを見せてプレーできたことが勝利につながったと思います。(全席で認められた声出し応援について)めちゃくちゃ鳥肌が立ちました。サポーターの応援が力になりました」と喜んだ。
次節はホーム初陣となる川崎フロンターレ戦。昨季まで所属した古巣との対戦に向けて、次のように決意を示した。
「僕らはここから登っていくだけ。今はまだ一歩進んだだけです。次、相手は強いですけれど、今日のようにチーム一丸となって戦って、また勝点3を獲れるように、いい準備をしたいです」