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【岡山 1-2 鹿島】ブレーネル嬉しい来日初ゴールが逆転決勝弾に! チャヴリッチにも待望の今季初得点

ターレス・ブレーネル。(C)KASHIMA ANTLERS

恐るべし18歳の佐藤龍之介は出場3試合連続ゴール。

[J1 11節] 岡山 – 鹿島/2025年4月20日14:03/JFE晴れの国スタジアム

 J1リーグ11節、鹿島アントラーズがチャヴリッチとターレス・ブレーネルのゴールで、ファジアーノ岡山に2-1の逆転勝利を収めた。リーグ3連敗でストップさせ、4試合ぶりの白星に。

 鹿島は現在得点ランク1位となる8ゴールを決めていたFWレオ・セアラ、中盤を支えてきた樋口雄太がいずれもメンバー外に。知念慶、荒木遼太郎、チャヴリッチが先発に抜擢された。

 鹿島は20分、師岡柊生がペナルティエリア内で工藤孝太に背中を引っ張られてPKを獲得。鈴木優磨がこのショットを蹴ったが、GKスベンド・ブローダーセンにセーブされる。が、そこに飛び込んだ知念慶がボレーでねじ込む。

 ところが、ここでVARが介入。鈴木が蹴る瞬間に知念がペナルティエリア内に入っていたとして、取り消された。

 すると43分、岡山は18歳の佐藤龍之介がハイプレスから植田直通のクリアをカット。右に蹴るとみせかけて、左にシュートを決めてみせた。これで出場した3試合連続でのゴールに。

 それでも後半、ポジションチェンジをしながら鹿島が攻撃に変化を加えていく。そして50分、サイドハーフからセンターフォワードにポジションを移したチャヴリッチが決めて同点に追い付く。チャヴリッチは待望の今季初ゴール。

 そのあと73分、鈴木が左MFにポジションを取るなど再び変化を与えると、ブレーネルが嬉しい来日初ゴールを奪取。値千金の決勝ゴールとなった。

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 鹿島はリーグ3連敗でストップ。4試合ぶりの勝利で、6勝1分4敗の勝点19と上位争いにしっかり食い込んだ。一方、岡山は5勝2分4敗で勝点17。