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【鹿島】岩政大樹監督「収穫の秋に」。16日鳥栖戦、同学年にあたる川井健太監督との対戦「楽しみ」

鳥栖戦前日、指示を送る鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

アウェーでの勝点3獲得の段階へ「選手の雰囲気、感触を見ても、絵は出来上がっています」。

[J1 30節] 鳥栖 – 鹿島/2022年9月16日19:00/駅前不動産スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が9月15日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでのサガン鳥栖戦に向けて「互いに強度の高いチーム。そこに戦術的なエッセンスを加えた戦いになります」と語り、リーグ5試合ぶりの勝利へ意欲を示した。

 前日にセレッソ大阪が浦和レッズに勝利を収めたため、鹿島は暫定5位に。今回対するサガン鳥栖は6ポイント差の7位。ここで勝利を収めて、ACL出場圏内への戦いに食い込みたい。

 鳥栖戦のポイントを問われた岩政監督は次のように語った。

「お互い強度のあるチーム同士。そこがぶつかり合う試合になります。そのなかで戦術的なエッセンスを加えていき、そこの戦いにもなります。いろんなポイントがあると思います」

「鳥栖は毎回形が変わります。この形だからこうする、というよりも、どんな形にも対する形を作っている最中です。それが対鳥栖でも有効になるということです」

 5月25日の鳥栖とのホームゲームは、0-3から90+2分に土居聖真の得点で追い付き、さらに90+4分に染野由月の一撃でついに逆転! ところが90+7分、田代雅也にこの日2点目を決められ、結局4-4のドローに。勢いに乗りかけて、むしろメンタル的にも響くダメージを食らう。そんな今季を象徴するような展開になってしまった。その借りを勝利で返したい。

 岩政体制で迎えるアウェーゲーム。川井健太監督とは同学年にあたり、「僕と同い年の若い指導者を登用し、Jリーグに新しい風を吹かせてくれていると思います。(チーム状況は異なるが)この年代で監督になるのは多くないケース。楽しみです」と、対戦を心待ちにしていた。

 そして、優勝への一つの目安として、平均勝点「2」を挙げる。ホームで勝点3、アウェーで勝点1が基準となり、アウェーで勝点を積み上げていくことが優勝するチームの条件になると、指揮官は見解を示す。

「(アウェーで)勝点3を取りにいくフェーズへ移行できる体制は整ったと思います。選手の雰囲気、感触を見ても、絵は出来上がっています。収穫の秋、と意識を共有して明日から戦っていこうと思います」

 そのように岩政監督は鳥栖の地での勝点3獲得へ、強い意欲を示した。

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