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ドルトムントが鎌田大地に提示した年俸判明、愛媛FCの年間収益に匹敵。日本人サッカー選手最高額か

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

5年の長期契約。プレミアリーグ勢はいかに!?

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントが今年の夏、アイントラハト・フランクフルトと2022-23シーズンで契約満了を迎える日本代表MF鎌田大地をフリートランスファーで獲得することで「口頭合意」に至ったという。まもなく契約書にサインする可能性も出ている。

 ドイツメディア『ビルド』はこの鎌田移籍の動きについて、詳細をレポート。ドルトムントのスポーツダイレクターであるセバスチャン・ケール氏と、鎌田の仲介人、そしてクラブ側の代理人であるトーマス・クロート氏が面会したという。また『フランクフルト・ルンドシャウ』の情報を引用し、ドルトムントは年俸600万ユーロ(約8億6000万円)で、5年契約を提示したそうだ。

 また移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏は24日、ツイッター(@FabrizioRomano)で、「ボルシア・ドルトムントが6月に鎌田大地をフリートランスファーで獲得することに迫っている! 近日中にサインする可能性も。鎌田はあと3クラブからアプローチを受けているが、BVB(ドルトムント)と5年契約で口頭で合意した」と報告している。

 ただしトッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッド、エバートンFCなどイングランド・プレミアリーグ勢が、このカタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍した日本代表アタッカーの獲得を検討していると言われる。そのため、『ビルド』は「(鎌田サイドは)まだ最終決定はしていない」とも強調している。

 8億5000万円超えとなれば、現在の日本人サッカー選手の最高年俸になると見られる。ちなみにその年俸額は、コロナ禍ではあったものの2021シーズン(2021年度)、J2リーグだった愛媛FC(現在J3)の営業収益8億4500万円を上回ってくる。同収益は57クラブ中37位だった。50位の4億800万円だったJ3カマタマーレ讃岐の2クラブ分以上にあたる。

 鎌田がついに目標にしていたビッグクラブに加わることになるのか――。

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