【移籍情報】『イタリアの巨人』が鎌田大地を狙う「日本人タレント獲得に乗り出した」
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「資金をかけずチームを補強するため、いくつか抜け目のない投資を考えている」
欧州主要リーグでは2023-24シーズンに向けた補強や選手の動向が、早くも話題になっている。その注目株の一人が、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)だ。今年6月で契約満了を迎えるが、フリートランスファーになることが確実視されている。フランクフルトも延長オファーを出しているが、イングランド・プレミアリーグ勢を中心としたビッグクラブが獲得を検討していると言われる。
そうしたなかイタリア・セリエAのACミランも獲得レースに加わりそうだという。『ミラン・レポート』は2月14日、これまでの報道などをもとに、「ミランが日本人タレントの獲得に乗り出した」「イタリアの巨人は攻撃的MFカマダをリサーチしている」と伝えている。
「ミランは次に迎える夏の移籍マーケットで、資金をかけずチームを補強するため、いくつか抜け目のない投資を考えているようだ。ロッソネロのディレクターであるパウロ・マルディーニ、フレデリック・マッサーラは、何人かの重要な選手と契約することを熱望している」
その一人が「セカンドストライカーとして多才なカマダだ」というのだ。ただし「プレミアリーグの強豪ニューカッスル、リバプール、トッテナムをはじめ、ブンデスリーガのドルトムント、リーガの強豪バルセロナなどが獲得にしのぎを削っており、その争奪戦は激化している」として、このレースを制すのはかなり難しいミッションだと見ている。
さらに鎌田獲得レースには、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントスFC、ポルトガル1部SLベンフィカの名前が挙がっている。
今季のミランは現在リーグ12勝5分5敗で5位。3位のアタランタBCと勝点41で並んでいる。
また鎌田は今季リーグ18試合・7得点・5アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)6試合・3得点など公式戦28試合・13得点・5アシストを記録。最近はボランチでの出場が続いている。来週にはUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第1戦で、セリエAのSSCナポリと対戦する。