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【鹿島】ピトゥカがインテル・ナシオナルに移籍か「あとはクラブの合意待ち」

鹿島のディエゴ・ピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

トランジションの軸として、今季開幕から5試合フル出場。

 J1リーグ鹿島アントラーズのブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ(Diego Pituca)がブラジルに復帰――!? 

 ブラジルメディア『ファナティコス』は3月19日、『ゴール』ブラジル版などの情報をもとに、同国セリエA(1部)のインテル・ナシオナルがピトゥカ獲得のためオファーを出していて、「あとは日本のクラブ(鹿島)の同意を得るのを待っている段階」と報じた。ただし鹿島は1月の段階で一度オファーを拒否しているということだ。

 30歳のピトゥカは2021年に鹿島入りし、今季Jリーグで3シーズン目を迎えている。今季これまでリーグ全5試合に先発フル出場し、開幕の京都サンガF.C.戦ではゴールも決めている。

 同メディアはピトゥカはブラジル復帰を希望している、と報じている(本人や関係者の具体的なコメントは掲載されていない)。また、前所属のサントスFCもピトゥカ獲得を検討しているというが、こちらは財政的に難しいと見ているそうだ。

 一方、インテル・ナシオナルでのプレーには本人も前向きで、クラブ間の交渉がまとまった場合には、ブラジルに復帰すると報じている。ピトゥカは鹿島と今シーズン終了まで契約を結んでいるため、このタイミングで移籍した場合には、契約解除金(移籍金)が発生する。

 鹿島のトランジションの軸であり、ボランチとして前線に加わることでギャップを作り出す役目も担ってきた。すでにリーグが開幕したこの段階での退団となれば、戦い方の変更も余儀なくされそうだが……。ブラジル発の情報なだけに、様子を見たいところだ。

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