鹿島、千葉、大分でプレー、伊東幸敏が現役引退「『サッカー』で家族、周りの方を幸せにできるようにこれからも努力していきたい」
伊東幸敏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季トリニータで公式戦19試合に出場。
J2リーグの大分トリニータは3月27日、2022シーズンに所属していたDF伊東幸敏(ITO Yukitoshi)が現役を引退すると発表した。
伊東は1993年9月3日生まれ、静岡県出身、29歳。176センチ・71キロ。
これまでのキャリアは、静岡学園中学 ― 静岡学園高校 ― 鹿島アントラーズ ― ジェフユナイテッド市原・千葉 ― 大分トリニータ。
テクニックとタフさを備えたサイドバックで、大きなケガを乗り越えてこれまで戦ってきた。2022 シーズンはJ2リーグ15試合・0得点、ルヴァンカップ2試合・0得点、天皇杯2試合・0得点と公式戦19試合に出場していた。
通算成績はJ1リーグ76試合・0得点、J2リーグ21試合・0得点、J3リーグ4試合・0得点、ルヴァンカップ13試合・0得点、天皇杯18試合・1得点。
伊東は大分を通じて、次のようにコメントしている。
「昨シーズン限りで引退することを決断しました。まだ年齢的なところなどを考えると本来ならプレーすべきと言うのは分かっていたものの心身共にプロの世界でプレーすることを諦めてしまいました。そういった面で家族やファン、サポーターの皆様には申し訳ない気持ちです。
それでも僕の中ではサッカーは人生の一部ではなく、僕の人生の全てといっても過言ではありません。プレーすることは辞めてしまいますが、サッカーに関わり続けることは一生辞めたくはありません。
これからもどこかでサッカーファミリーとして関わってくれた全ての皆様と縁があることを楽しみにしています。そして『サッカー』で家族、周りの方を幸せにできるようにこれからも努力していきたいと思います!」