【鹿島】ピトゥカが残留!インテル・ナシオナルのオファー断る

一時は「クラブ間の合意待ち」とも報じられたが…。

　J1リーグ鹿島アントラーズがこのほど、ブラジル・セリエＡのインテル・ナシオナルから受けていたブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ（Diego Pituca）のオファーを拒否したという。ブラジルメディア『ゼロ・ホラ』が報じた。

　今季鹿島で３シーズン目を迎えるピトゥカは、今季これまでリーグ全５試合、ルヴァンカップ１試合にフル出場し、開幕の京都サンガF.C.戦ではゴールを決めていた。ただ18日に行われた５節の横浜F・マリノス戦では後半アディショナルタイムに２枚の不要なイエローカードをもらい退場処分を受けていた。

　そうしたなか『ファナティコス』は３月19日、『ゴール』ブラジル版などの情報を引用するとともに、インテル・ナシオナルが30歳のボランチ、ピトゥカ獲得へ１月に続いてオファーを出したとレポート。今シーズンまで鹿島と契約を結ぶピトゥカだが、「あとは日本のクラブ（鹿島）と合意を得るのを待っている段階」と踏み込んだ内容となっていた。

　しかし、このほど鹿島がこの交渉に応じることはないと、インテルに伝えたということだ。

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　攻撃のスイッチを入れるとともに自らも前線に加わって敵陣で攪乱を起こす。鹿島のトランジションの生命線と言える存在になっている。アントラーズのピトゥカとして、2023シーズンをまっとうする覚悟を固めたようだ。