【英国メディア採点】ループ弾の三笘薫に最高点タイ「7」。ブライトン、ブレントフォードと辛うじてドロー
ブレントフォードFC戦でゴールを決め、エストゥピニャンと抱擁をかわすブライトンの三笘薫。 (Photo by Justin Setterfield/Getty Images)
プレミアリーグで日本人歴代最多の7ゴール目、公式戦通算10点と二桁にも乗せる。
[プレミアリーグ 29節] ブライトン 3-3 ブレントフォード/2023年4月1日14:00(日本時間23:00)/アメックススタジアム
イングランド・プレミアリーグ29節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCはホームでブレントフォードFCと3-3で引き分けた。ブライトンの日本代表FW三笘薫(MITOMA Kaoru)は0-1で迎えた21分にループでの同点ゴールを決め、プレミアリーグでの日本人最多となるシーズン7点目に。
自陣でのビルドアップと見せかけ、ゴールキックで背後へ。縦パス一本で抜け出した三笘がループ弾を放ち、相手GKの頭を越えてネットを揺らした。
しかし、試合は常にリードを許す苦しい展開を強いられた。それでも試合終了間際、『10番』アレクシス・マック・アリスターが決めて、3-3に追い付き勝点1を掴んだ。
地元メディア『サセックス・ライブ』の選手採点では10点満点中、チーム最高タイの「7点」がついた。
同メディアは三笘のパフォーマンスについて、次のようにコメントしている。
「前半冷静なロングキックからのフィニッシュで、見事にゴールを決めた。ボールを持てば常に危険な存在になっていたが、ディフェンスに止められチャンスの数はそれほど多くはなかった。このゴールで日本人選手によるプレミアリーグ歴代最多7ゴールに更新した」
他には、得点を決めたダニ・ウェルベック、マック・アリスター、ソロモン・マーチ、途中出場組のフリオ・エンシソ、デニズ・ウンダフにも「7」がついた。一方、勝利できなかったこともあり、ペルビス・エストゥピニャンら3人に厳しい最低点「5」がつけられている。
ブライトンは12勝7分7敗(49得点・34失点)の勝点43で暫定6位(消化試合が少ない)。次節は日本時間5日3時45分から、ボーンマスFCとアウェーで対戦する。
三笘は今季リーグ21試合・7ゴール・4アシスト、公式戦通算28試合・10得点・6アシストと、二桁にも乗せた。