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【移籍情報】年俸577億円、アル・ヒラルがメッシに正式オファー!浦和とACL決勝で対戦

リオネル・メッシ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

しかし「欧州優先」。バルセロナもオファーを準備しているが条件付き。

 サウジアラビア1部アル・ヒラルが4月4日までに、フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(Lionel Messi)の獲得に向けて正式オファーを提示したという。今季でパリSGとの契約満了を迎えるなか、前回アジア王者は年俸4億ユーロ(約577億円)の価値があると、この35歳のレフティを高く評価している。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が日本時間4月5日、「アル・ヒラルがレオ・メッシに正式に入札(オファー)したことが分かった。年俸4億ユーロ以上の価値があると見ている」とレポートした。

 しかし――。メッシはヨーロッパでの戦いを優先したい意向で、古巣であるFCバルセロナもオファーの準備をしているそうだ。次のようにも記している。

「・レオの絶対的な優先順位は、ヨーロッパでプレーを続けること。

 ・バルセロナ、FFPを待ってオファーと交渉開始へ。

 ・パリSGの入札は、メッシがスポーツ面の保証を望んだため、現段階では受け入れられず」

 そのようにメッシは「欧州トップでの戦いを優先」「ファイナンシャル・フェア・プレーの問題がクリアされれば、バルセロナもオファーを準備」「パリ・サンジェルマンの要求は、今のところメッシサイドが拒否」という状況のようだ。

 メッシとパリSGの契約は今季までで、1年間の延長オプションがついているものの、行使するかどうか分からない状況にある。果たして、アル・ナスルに加わったクリスチアーノ・ロナウドとのスーパースター同士の対決が、サウジアラビアで実現するのだろうか。

 アル・ヒラルは今月29日と5月6日、 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022の決勝で浦和レッズと対戦する。一方、国内リーグでは首位アル・イテハドと8ポイント差の3位と、厳しい戦いを強いられている。メッシが加わったACL覇者と……。いずれはアジアの舞台で、Jリーグ勢との対決も実現することになる。