伊藤洋輝が火の玉ハーフボレーで今季初ゴール!シュツットガルト最下位脱出、ボーフムに勝利
伊藤洋輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
遠藤航はフル出場、浅野拓磨も封じて6ポイントマッチを制す。
[ブンデスリーガ 28節] ボーフム 2-3 シュツットガルト /2023年4月8日17:30(日本時間10日0:30)/ルール・シュタディオン
ドイツ・ブンデスリーガ28節、VfBシュツットガルトが3-2でVfLボーフムに勝利を収め、最下位から脱出した。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表DF伊藤洋輝が豪快にアウトサイドのハーフボレーを沈め、貴重な先制点をもたらした。シュツットガルトの遠藤航、ボーフムの浅野拓磨もフル出場。
14分、アウェーチームがラインを押し上げていたなか、ペナルティエリア内まで上がった左ストッパーの伊藤の前にボールがこぼれる。23歳のレフティは冷静に左足のアウトサイドにかけてミート。ボールは火の玉と化してゴールネットに突き刺さった。
これで勢い付いたアウェーチームは、後半に2ゴールを追加。一時は1-1の同点にされるなど2点を返されたが、3-2で逃げ切ってみせた。伊藤、遠藤、浅野と、いずれもフル出場を果たしている。
チームは5勝8分14敗の勝点23で最下位を脱出し、残留を争うライバルとの“6ポイントマッチ”を制してプレーオフ圏の16位に浮上。15位のボーフムとも3ポイント差に迫った。
リーグ戦での成績は、伊藤が25試合・1得点・1アシスト、遠藤が26試合・3得点・2アシスト。浅野は18試合・2得点・1アシスト。