【浦和】一部サポーターが名古屋戦で違反行為。警備員といさかい、禁止エリアへ侵入し横断幕を掲げる
浦和レッズのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「深くお詫び申し上げます」と謝罪。
[J1 7節] 名古屋 0-0 浦和/4月9日15:00/豊田スタジアム
J1リーグの浦和レッズは4月10日、9日に豊田スタジアムで行われた7節の名古屋グランパス戦で、「浦和レッズサポーターによる複数の違反行為」があったと発表した。
確認された違反行為は次の3つ。
1)立ち入り禁止エリアへの侵入
2)横断幕掲出禁止エリアへの横断幕掲出
3)警備員への暴行と思われる行為を含むいさかい
1)と2)について、クラブスタッフが試合開始前から終了まで、行為者に中止を求め、掲出物の強制撤去にも着手したが、解決に至らなかったという。
また、3)の行為については、「当事者間ですでに和解済み」だそうだ。試合中に名古屋グランパス、Jリーグ、浦和レッズの三者で行為者への聞き取り調査などを実施したそうだ。このサポーターは暴行行為を認めておらず、防犯カメラの映像など客観的な証明はなく「本発表においては行為内容を上記表現としております」という。
今後さらなる聞き取り調査などを行い、入場禁止を含む処分を検討。 クラブとして、対応の見直しと、観戦ルールの周知と遵守徹底を努める。
クラブは公式サイトで次のように謝罪している。
「浦和レッズは、Jリーグの会員であることはもとより社会の一員として、スポーツを通じた幸せの共有や、ルールある熱いサポートを通じたたくさんの幸せを感じられるスタジアム作りを目指す立場にありながら、この様な事態を招くこととなり誠に申し訳ございません。 名古屋グランパス様、被害に遭われた方を始め、関係される全ての方々に心から深くお詫び申し上げます」