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【デンマーク1-0日本】W杯メンバー選考、『10番』岩渕真奈が当落線上に。なでしこジャパン最後の欧州遠征1勝1敗

日本女子代表の岩渕真奈はデンマークの厳しいプレスに苦しんだ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

惜しいシュートはあったが、3-4-2-1でなかなかハマらず。一方、田中美南がチームの中で機能。

[女子親善試合] デンマーク代表 1-0 日本代表/2023年4月11日18:00(日本時間12日1:00)/オーデンセ・スタディオン

 オーストラリア&ニュージーランド共催の女子ワールドカップに臨むメンバー発表を前にした最後の欧州遠征でありテストマッチ、日本女子代表(なでしこジャパン)がデンマーク女子代表にオウンゴールにより0-1で敗れた。

 FIFAランキングは日本11位、デンマーク15位。日本は2-1の逆転勝利を収めたポルトガル戦(21位)から連勝を目指した。

 日本は3-4-2-1を採用。ハイプレスをかけてくるデンマークに対し、そのギャップを突いて攻めようと試みていった。

 しかし先発起用された「10番」岩渕真奈がフィジカル面で苦戦を強いられ、危険な位置でボールロストを繰り返す。同じく抜擢された藤野あおばにもボールが収まらず、2シャドーがなかなか機能しない。前半は全体的に引いた位置でボールをさばいて下げてしまうシーンが目立ち、推進力を生み出せなかった。

【PHOTOS】なでしこジャパン、デンマークに苦杯

 すると58分、池田太監督は岩渕と三宅史織を下げて、守屋都弥、宮澤ひなたを投入。若干改善されて高い位置でギャップを突けるようになり、最前線まで駆け上がった藤野がシュートを打つ場面も見せた。

 さらに75分、浜野まいかがピッチに立ち、より前掛かりになる。

 ところが78分、相手ロングフィードに対し、南萌華がバックパスのヘッドを放ったが、GK山下杏也加と息が合わずオウンゴールに――。後半途中から最終ラインの陣容を動かす傾向にある池田監督の采配だが、もちろん親善試合ということでテストの意味合いはあるものの、今回そのデメリットとなる面が露呈された。

 結局、そのまま日本は決定機を作れず、0-1で敗れた。

 そしてこのあと、W杯に臨む日本女子代表のメンバー23人が決まる。2011年の世界一を知りW杯3大会連続出場中の岩渕だが、現状では当落線上となってきそうだ。

 ポルトガル戦では田中美南が長谷川唯とのコンビネーションで1得点・1アシストと活躍し、徹底してハーフスペースを攻略するなど、これまで模索の続いた“美南活用法”が見えた。

 また指揮官がU-20ワールドカップ優勝メンバーである藤野や浜野をどのように評価するか。世界一を知る岩渕の“経験”も判断材料に加味されるだろう。組み合わせの相性なども見て、池田監督が23人を選ぶことになる。

 メンバー発表を経て、7月14日にユアテックスタジアム仙台で壮行試合を実施。そのあとW杯本番に突入する。

 グループCの日本は日本時間で7月22日16時からザンビア代表戦、そして26日14時からコスタリカ代表戦、31日16時からスペイン代表戦に臨む。

 デンマーク戦に臨んだ日本女子代表のメンバーは次の通り。

GK
1 山下杏也加
DF
4 熊谷紗希
5 三宅史織
(58分 24 守屋都弥)
2 清水梨紗
3 南萌華
MF
14 長谷川唯
6 長野風花
13 遠藤純
(87分 15 杉田妃和)
20 藤野あおば
10 岩渕真奈
(58分 7 宮澤ひなた)

FW
9 植木理子
(75分 23 浜野まいか)

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