【移籍情報】レアル・マドリードがリバプールのフィルミーノ獲得を検討「目をつけている」

レッズで通算109ゴールを記録。

　スペイン１部レアル・マドリードが、2022-23シーズンで契約満了を迎えるイングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属しているブラジル人FWロベルト・フィルミーノ（Roberto Firmino）の獲得を検討しているという。

　フィルミーノは2015-16シーズンにドイツ・ブンデスリーガ１部のTSG1899ホッフェンハイムからリバプールに移籍し、今季で在席８年目。31歳になったアタッカーはこの夏、フリートランスファーとなって新天地を探す意向で、すでにユルゲン・クロップ監督にその旨を伝えたと言われる。

『スカイ』によると、今回スペインのラジオ局『カデナ・セール』と同国メディア『エル・ナシオナル』が、「レアル・マドリードがこのブラジル人アタッカーに目をつけている」と報じたという。さらにアトレチコ・マドリードも、フィルミーノに興味を持っているそうだ。

　レッズの９番は今季リーグ22試合・９得点・４アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）８試合・２得点・１アシストなど、公式戦通算32試合・11得点・５アシストを記録。まだまだその得点の嗅覚は衰え知らずだ。リバプールでの通算成績は359試合・109得点。

　白い巨人の前線のスカッドを見ると、今の段階ではそこまで高い現実味は感じられない。ただ周囲の良さを引き出せるのもこの男の特長であるだけに、ロス・ブランコスにフィットする青写真も確かに描けるが、果たして――。