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【清水】山口に6-0大勝も、GK権田修一に主審「今の発言は報告します」。雷雨中断時に一体何が!?

権田修一。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

5000人以上が来場、主審は安全を第一に考えての判断だったが…。

[J2 10節] 山口 0-6 清水/2023年4月16日14:03/維新みらいふスタジアム

 J2リーグ10節、清水エスパルスがアウェーでのレノファ山口戦、井林章の2ゴール、元日本代表FW北川航也の今季初ゴールなど、6-0の完勝を収めた。秋葉忠宏監督の就任後2連勝で14位まで順位を上げた。

 天候が目まぐるしく変わっていったこの試合、雷雨によって二度中断された。

 清水の3点リードで迎えた、2回目の中断となった71分、稲妻が光って轟音が響いた直後、危険だと判断した主審が笛を吹いて試合を止め、選手へ一旦ロッカールームへ避難して待機するように命じている。

 ただ、中断した場面、ちょうど清水がカウンターからビッグチャンスになりかけたタイミングだった。そのためアウェーの選手たちからは、なぜここでと戸惑う反応も見られた。

 そして清水のGK権田修一が主審のもとへ駆け寄り、かなり激しく抗議している。するとDAZNの集音マイクを通じて、審判が「権田さん、今の発言は報告をします」と伝えていることが分かる。

 カタール・ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表の守護神は、果たして何を言ったのか。グラウンドのような「開けたところ」は落雷する可能性が高いとされる。5234人が来場したなかで、主審も選手・スタッフと観客の安全をまず第一に考えての判断だった。

 試合はそのあと再開され、エスパルスがさらに、ディサロ燦シルヴァーノ、チアゴ・サンタナ、中山克広と決めて、6-0の勝利を収めている。

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