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【移籍情報】アーセナル、三笘薫を獲得へ! 切り札は冨安健洋!?

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

カイセド最優先、三笘はリストアップの段階か。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが、同リーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する日本代表FW三笘薫(MITOMA Kaoru)の獲得を検討しているという。そのための“切り札”が、現在アーセナルに所属する冨安健洋(TOMIYASU Takehiro)になるか――。

 移籍情報を専門としているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)はこれまでに、アーセナルが2023-24シーズンに向けた次の移籍マーケットで、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を目指すとともに、三笘もレーダーで捉えていると伝えている。

 補強の最優先はカイセドであり、三笘はリストアップの段階と言えるようだ。そうしたなか『フットボール・ロンドン』は4月20日、「冨安が三笘薫の獲得レースで、アーセナルの秘密兵器となり得る」と題したレポートを掲載した。

 世界最高峰のプレミアリーグでプレーし、日本代表のチームメイトでもある冨安の存在は、三笘にとって心強いものになっている。トミーがいることが、三笘争奪戦を制するうえで、アーセナルにとって大きなアドバンテージになるはずだと見ているのだ。

 同メディアは25歳の日本代表ウインガーが、現地のインタビューで語ったコメントを伝えている。

「ここでの生活が大変だと思ったことはまだありません。忙しくてあまり会えないけど、彼(冨安)がロンドンにいるのも心強いです。日本代表のチームメイトとして仲良くやっているし、互いにもっと高いレベルでプレーしようと努力しています」

 東京オリンピック日本代表でもチームメイトであり、様々な苦楽をともにしてきた。年齢的には三笘が一つ年上にあたるが、それぞれが尊敬しあってきた間柄だ。

 もちろん、ガナーズはウインガーとしてこの冬にトロサールを獲得している。それだけに三笘獲得の現実味は薄いかもしれない。

 それでも期待は膨らむ。ガナーズでチームメイトになった日本代表の攻守の中心選手が、プレミアリーグ制覇を果たし、トロフィーを掲げる(あるいはUEFA欧州チャンピオンズリーグ優勝も!)。そんな数年前まではあり得なかった光景を、ぜひ見せてもらいたいが!!

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