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【鹿島】G大阪との対決へ岩政監督「何度も何度も心が打ち砕かれそうになったがサポーターの皆さんと選手たちの熱量で乗り越えてきた。今回もそういう試合にしたい」

G大阪戦の前日練習を見守る鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

今季ホーム初勝利なるか!「特に技術的に高い選手がたくさんいるので、いつも抑えるのは大変。明日もそういうゲームになる」

[J1 10節] 鹿島 – G大阪/2023年4月29日19:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が4月28日にオンラインによる定例の記者会見に応じて、29日のホームでのガンバ大阪戦に向けて抱負を語った。リーグ戦でのホームでの今季初勝利、昨年8月以来の白星へ「今年は何度も何度も心が打ち砕かれそうになってきたが、サポーターの皆さんと選手たちの熱量で乗り越えてきました。今回もそういう試合にしたい」と意欲を示した。

 数多くのタイトルを獲得してきたG大阪との名門対決へ。岩政監督は両チームともに似た境遇にあると言い、次のように対戦相手の印象を語った。

「選手だった時の最大のライバルの一つで、そこからある意味、ウチと似たような状況にあるクラブだという気がしています。勝手に共感したり、いろいろ想像したりしています。お互い正しいチームを作りながら、少しずつ形になってきているところだと思います。いずれにせよ特に技術的に高い選手がたくさんいるので、いつも抑えるのは大変です。明日もそういうゲームになると思います」

 前節のアルビレックス新潟戦で2-0の勝利を収めて、リーグ戦の連敗を4で止めた。その「ベースは崩さず戦いたい」という。また、選手たちの「絵が見えた」という点についても、指揮官は共感と手応えを得ていた。

「敗因と言われたことが、勝つと勝因になることもあります。私たちはブレずにやってきました。(選手たちが語る言葉のなかで)『絵』が見えたところは僕も見ていて感じました。一人ひとりの特徴をこう生かせば、このようにつながり、これまで取り組んできたはこうなるのかと、一つひとつがつながったからハッキリしたと言えます。先週新しいことを始めていたら、あのような複雑に攻守が入れ替わるやり方はできません。全てやってきたことがつながりました」

 ホームでの久々の勝利、リーグ戦連勝、そして快進撃へ――。飛躍への1勝を一丸で掴みたい。岩政監督はサポーターにG大阪攻略へ“熱量”を求めた。

「今年は何度も何度も心が打ち砕かれそうになってきましたが、サポーターの皆さんと選手たちの熱量で乗り越えてきました。今回もそう”う試合にしたいです。ホームでの無敗をここで断ち切りたい。サポーターの皆さんと成し遂げたいです」

 鹿島は3勝1分5敗の勝点10で13位、一方、G大阪は1勝4分4敗の勝点7で16位。鹿島-G大阪の一戦は4月29日19時からカシマスタジアムで行われる。

Posted by 塚越始

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