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【浦和 ACL決勝】アル・ヒラルから殊勲弾、興梠慎三「ラッキーなゴールだが、同点で帰れるのは大きい」。貴重なアウェーゴールに

ACL決勝アル・ヒラルとの第1戦、浦和の興梠慎三が値千金の同点ゴール!。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

「たくさんの後押しを受けて戦い、2017年の時と同様に優勝し、埼スタでみんなで喜びを分かち合いたい」

[ACL決勝 第1戦] アル・ヒラル 1–1 浦和 / 2023年4月29日20:30(日本時間30日2:30)/キング・ファハド国際スタジアム

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022決勝・第1戦、東地区代表の浦和レッズ(日本 / J1リーグ)が先制されながらも興梠慎三のゴールで追い付き、西地区代表のアル・ヒラル(サウジアラビア1部)と1-1で引き分けた。

 ミスから13分に失点を喫し、その後も劣勢を強いられた。そんななか、この90分間の中では非常に限られた浦和の時間帯だった53分、相手のミスを見逃さず、バックパスがポストに跳ね返ったところ、まさにスナイパーのごとく興梠が反応して詰めて、同点に追い付いてみせた。

 浦和の背番号「30」はDAZNのフラッシュインタビューで、「ラッキーなゴールだったが、アウェーで同点のまま帰れるのは大きい」と得点を喜んだ。これがアル・ヒラルからの自身初ゴールに。

「立ち上がりに失点してしまい少し難しい試合になりました。なんとか0-1のままでも第2戦で勝負できる気持ちはありました。ただチャンスがあれば同点にして、ホームで迎えたいと思っていました。その意味でも、ラッキーなゴールでしたが、アウェーで同点のまま帰れるのは大きいと思います」

 今大会はアウェーゴールルール(2試合合計スコアがタイの場合、アウェーゴール数が多いほうが勝利)が適用されるため、浦和は第2戦スコアレスドローでも優勝できる。“一歩”リードした状況になる。

 そして興梠は第2戦に向けて、「次はホームで約6万人が来てくれると思うので、たくさんの後押しを受けて戦い、2017年の時と同様に優勝し、埼スタでみんなで喜びを分かち合いたいと思います」と語った。

 浦和のホームゲームとなる埼玉スタジアムでのACLファイナル第2戦は5月6日18時から行われる。