【鳥栖】F・トーレスが「来週末に数分でも」と22日仙台戦デビューに意欲
鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「連係を知り、監督と話し合うことも必要だが、1日も早く貢献したい」。
フェルナンド・トーレスのサガン鳥栖への加入記者会見が7月15日に都内で行われ、来日直後の元スペイン代表ストライカーがさっそくJリーグの印象や今後に向けた抱負を熱く語った。
注目のデビュー戦だが、Jリーグの夏の登録ウィンドーが開くのは7月20日(8月17日まで)。最短は7月22日のベストアメニティスタジアムでの17節・ベガルタ仙台戦になる。F・トーレスはその一戦でのデビューに意欲を示した。
「トレーナーと話し合う必要があり、チームとしても練習を積み重ねてきたと思います。もちろん私もいろいろな形でトレーニングをしてきました。1日も早く、できれば来週末(7月22日)に何分間かはプレーしたいと思っています」
フェルナンド・トーレスはそのように抱負を語った。
「シーズン終了後もトレーニングをしてきましたが、フィジカル面のみならず、一緒に練習してコンビネーション(リズム)を把握すること、監督と話し合う必要もあります。ただ1日も早くチームに貢献したい。加えてメンタル面でもよりよくなるための準備が必要ですが、そこはこれまでの経験が生きると思っています。時間が必要だとは言っていられませんね」
「最初に声をかけてくれたのがサガン鳥栖でした。私が『(決断するまで)時間をほしい』と伝えるとその意思を尊重してくれて、いろいろ尽力をしてくれました。私や家族にとって、新たな国、文化、生活について学ぶことができる素晴らしい機会になります。(鳥栖は17位と)難しいシーズンになっているが、私も常に新たな挑戦を選択し、そのように前進してきました。すべてが上手く行くと信じています。勝つこと。ゴールを決めたいが、最終的な目標は勝つことです」
そのように、まず鳥栖の降格圏からの脱出を目標にすると誓った。元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス。世界屈指のストライカーが鳥栖の切り札になるー―。
文:サカノワ編集グループ