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【Jリーグ】新助っ人入国続々、もう一つのシーズン開幕へ。最短デビューは4月17日

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サカノワスタッフ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

2週間の待期期間を経てチームに合流。本格参戦は5月からか。

 日本政府の緊急事態宣言解除を受けた特例により、Jリーグで初めてプレーする外国籍選手の入国が認められ、次第に選手たちが来日している。PCR検査を繰り返し、Jリーグが一括管理するJヴィレッジ(宿泊・個人練習場)での14日間の待期期間(通称:Jリーグバブル)を経て、チームに合流する。即出場するケースは限られそうだが、J1リーグでは、最短で今月17日・18日の10節でデビュー可能に。各チームの陣容がようやく整い、Jリーグにとって、もう一つの開幕を迎える。

 4月4日にはヴィッセル神戸のFWリンコン、横浜F・マリノスのレオ・セアラ、湘南ベルマーレのFWウェリントン、セレッソ大阪のDFチアゴ、3日には清水エスパルスのDFウィリアム・マテウス、C大阪のベトナム出身のロシア人GKダン・バン・ラム、2日には鹿島アントラーズのMFディエゴ・ピトゥカが、それぞれブラジルから来日した。FC東京も5日、DFブルーノ・ウヴィニが同じくブラジルからすでに入国したと報告した。

 ウィリアム・マテウスは清水を通じて、「日本に来るこの時をずっと待っていたので、非常に嬉しいです。これまで一人で練習していたので、コンディションはまだまだですが、これから2週間で100パーセントに近づけていきたいと思います。これまでサポーターの皆さんにはSNSでメッセージをいただき、感謝しています。早く皆さんに合える時を楽しみにしています!」とコメントしている。

 徳島ヴォルティスも、ダニエル・ポヤトス監督とマルセルコーチ、イタリアとアルゼンチンの国籍を持つFWクリスティアン・バトッキオ、期待のブラジル人DFカカも入国完了。ようやく体制が整う。

 さらにはベガルタ仙台のセルビア人GKストイシッチ、サガン鳥栖のナイジェリア人FWチコ・オフォエドゥ、ケニア人FWイスマエル・ドゥンガはすでに3月中に来日。彼らはチーム状況とコンディションによっては、最も早くデビューするか。

 いずれも“助っ人=即戦力”であり、彼らが加わることで戦力の構図は大きく変わる。公式戦への本格的な出場は5月に入ってからになりそうだ。Jリーグの2021シーズン、この初夏からまた新たな段階の戦いに突入する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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