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【移籍情報】メッシのアル・ヒラル加入「合意」!?「間近」!? 浦和に敗れACL準優勝、 国内とアジア復権&クラブW杯へ大型補強か

リオネル・メッシ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スペインメディアの情報はガセかと思いきや、欧州最大手が――。

 フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(Lionel Messi)が来季、サウジアラビア1部アル・ヒラルへの加入に「合意」した!? 「合意間近」という報道も……。いずれにせよ、中東行きの可能性が少なからず高まっているようだ。

 スペインのテレビ番組で噂やガセ情報の多さでも知られる『エル・チリンギート』だが5月8日、メッシがアル・ヒラル移籍に「合意」したと報じた。ちなみにレアル・マドリードに在籍していた久保建英のローン移籍先について、“大外れ”したことも“当てた”こともあるメディアでもある。

 しかし一方、ヨーロッパ最大のメディアグループ『RTL』も、この件について、「メッシのアル・ヒラル加入が合意に向けて近づいている」と伝えたのだ。

 条件は3億ユーロ(約446億円)とも4億ユーロ(約595億円)とも言われる。世界のスーパースターを迎えるためとはいえ、まさに天文学的な額である。しかも複数年契約が提示されているそうだ。

 今季で契約満了を迎えるものの1年の延長オプションを持つメッシだが、このほどクラブから許可を得ずサウジアラビアに旅行したとして、活動停止の厳しい処分を受けた。メッシはこのほど謝罪のメッセージ動画を発表し、すでに機上の人となっていたため、急きょ変更されて組まれた練習には参加できなかったと弁明していた。

 ただ、クラブとのコミュニケーションが取れていないことが明らかになったのは事実。両者にあった亀裂はさらに深まり(メッシは欧州制覇のためにも競技面でのレベルアップをパリSGフロントに要望していたと言われる)、35歳のレフティの今季限りでの退団が決定的になったと、スペインやアルゼンチンの複数メディアが報じている。

 アル・ヒラルはAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズに敗れて大会連覇ならず。現在国内リーグは4位に甘んじているため、国内とアジアでの復権、そして2025年の新たなクラブW杯へ――メッシとともに世界の強豪の仲間入りを果たそうとしている。

 FCバルセロナは大幅な人件費削減がまず求められるため、メッシ復帰はまだできないという見方が占めている。メッシがサウジで戦う日が来るのか!?