【浦和】レアル・マドリードやバルセロナと違う。ショルツ、ACL優勝から鳥栖に敗れ「私たちがトップだと証明する絶好のチャンスだった」
浦和のアレクサンダー・ショルツ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「レッズはこうした試合で負けてはいけない」
[J1 10節] 浦和 0-2 鳥栖/2023年5月10日19:33/埼玉スタジアム2002
J1リーグ10節、浦和レッズがサガン鳥栖に0-2で敗れ、優勝を果たしたAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラルとの第2戦まで続いた公式戦13試合負けなしで不敗神話がストップした。
埼スタでのACLファイナルから中3日、厳しい日程のなか、全体的に疲労の色も濃く試合終盤はなかなかチャンスも作り出せなかった。
センターバックでフル出場したアレクサンダー・ショルツは試合後、「やれるべきことは全て行って準備しましたが、ピッチ上でのクオリティとして示せませんでした。私たちがトップだと証明する絶好のチャンスでした。みんながこの試合は難しいと分かっていただけに、この悔しさをプラスにしないといけません」と唇を噛んだ。
ビッグマッチの次のゲームで苦しむ。それはレアル・マドリードやFCバルセロナでも起こり得ることだが――。そういった話になると、ショルツはしかし厳しい表情で言った。
「ただし、バルサやレアルは、リーグ戦で浦和よりも勝ち、タイトルを獲得しています。浦和はこうしたゲームで負けてはいけません」
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連敗だけは許されない。連戦は続き、浦和は再び中3日で、14日にホームでG大阪と対戦する。