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【川崎】鬼木監督「退場もあったが、追いつかなければいけなかった」。FC東京に痛恨の敗戦、4連勝ならず

川崎の鬼木達監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

多摩川クラシコ、5年ぶりの黒星に…。

[J1 13節] FC東京 2-1 川崎/2023年5月12日19:33/国立競技場

 J1リーグ13節、川崎フロンターレがFC東京に1-2で敗れ、連勝は「3」でストップした。多摩川クラシコでは実に5年ぶりの敗戦に。

 鬼木達監督は試合後の記者会見で、「Jリーグ30周年の記念試合として、いろいろな形で盛り上がっていたなか、自分たちらしさを出したかったものの、前半の2失点が重くのしかかりました」と振り返り、次のように続けた。

「スタートからアグレッシブさを出せなかった自分の責任を感じています。1点を返し、流れを持ってきたかったです。退場もありましたが、追いつかなければいけませんでした。自分の力不足です。選手は最後まで頑張ってくれたので、それに応えたかったです」

 マッチアップなど一つひとつの局面で差が感じられた。その点について、指揮官は「反応が悪かった。セカンドボール、顔を出す反応、そこは相手が上回っていたと思います。そういう時に、一体何をしないといけないのか。考えなければいけません。悪い流れでも、我慢すれば変わることがあります。我慢強さが必要でした」と、“踏ん張り”を欠いたと悔やんだ。

Posted by 塚越始

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