【FC東京】KINGアマラオ「悔しさと怒りがある」。今季も早い終戦…無冠ほぼ決定、首都からインパクト残せず
FC東京のサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「東京を熱狂させる」と掲げたものの、3年連続で…「FC東京は日本を代表できるクラブなんだ」。
J1リーグのFC東京は9月10日、ルヴァンカップ準々決勝のアビスパ福岡戦を0-2で落とし、2試合トータルスコア1-2の逆転負けを喫した。すでに天皇杯はロアッソ熊本に敗れ、リーグ戦も首位まで19ポイント差離れる10位で、事実上、3年連続の無冠が決定的となった。本来であれば9月に突入し、ここから活況を呈すシーズン終盤だが、FC東京は難しいモチベーションで戦うことを余儀なくされる。
FC東京のアンバサダーである“キング・オブ・TOKYO” アマラオ氏は自身のツイッター(『エックス』に改称)(アカウントは @amaral11_tw)で試合翌日の11日、次のように落胆の胸の内をつぶやいている。
「昨日の敗戦は本当に悔しかったけど、それと同じくらいの怒りがある。FC東京は日本を代表できるクラブなんだ。もちろん選手、監督、スタッフも勝ちたいだろうしこの難しい状況を変えれると信じてる。サポーターのみんなが想う気持ちに応えて欲しい。サッカーは戦いのスポーツ、みんなで戦い続けよう」
今季はカタール・ワールドカップI(W杯)に日本代表として臨んだ長友佑都の契約延長、仲川輝人の加入、シーズン中は国立競技場での観客動員数などで話題を集めた。ただピッチ内では、松木玖生が注目株にはなったものの……結局、チームとしても、フィロソフィーとしている「常に優勝を争い、東京を熱狂させる」ような結果やパフォーマンスを示せなかった。
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ノーインパクトの首都チーム、3年連続無冠……。その結果を新体制になったクラブは、どのように受け止めているのか。FC東京の2023シーズンはリーグ戦での残り8試合だ。