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【大宮】相馬直樹監督を解任、原崎政人コーチが昇格。最下位に低迷、J3降格の危機

原崎政人監督。写真:大宮アルディージャ

21日はいきなり原崎新監督の“古巣”仙台とホームで対戦。

 J2リーグの大宮アルディージャは5月19日、相馬直樹監督を解任した。原崎政人ヘッドコーチが指揮官に昇格する。

 J1復帰を目指す就任2年目、チームは今季これまで4勝1分11敗の勝点13で最下位に低迷していた。相馬監督は次のようにクラブを通じてコメントしている。

「このたび、大宮アルディージャトップチーム監督の任を解かれることとなりました。昨年5月に就任してから熱く戦えるチームへの変革を目指して来ましたが、結果がなかなか伴わず、期待に添えぬままこの日を迎えることになってしまったのは残念です。

 苦しい時期の方が多かった1年間でしたが、そうしたなかでも私を信じて一緒に戦ってくれた選手、チームスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。残りのシーズン、選手たちの活躍とチームの勝利を心より願っています。ありがとうございました」

 一方、ベガルタ仙台で指揮した経験があり、ヘッドコーチとして相馬前監督を支えてきた48歳の原崎新監督は次のように抱負を語っている。

 「このたび、監督に就任いたしました原崎政人です。大宮アルディージャに関わるすべての皆さまには、J2リーグ最下位という辛く悔しい思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。大宮アルディージャ創立25周年という節目のシーズンを、この状態のまま続けるわけにはいきません。現状を打開するべく、早急にチームの底上げをし、残り3分の2のゲームを一丸となって総力戦で戦い切ります。

 大宮アルディージャファミリーの皆さまには、『サッカーは楽しい』『また次も観たい』と思ってもらえるように、必ず強いチームに成長させます。勝点を積み上げ、着実に力をつけたその先に、プレーオフ圏内・J1昇格を目指したいと思います。ファン・サポーター、パートナー企業、ホームタウンの皆さまからの後押しに、いつも本当に感謝しております。どうかこれからも応援をよろしくお願いいたします」

 大宮は21日、ホームでさっそく原崎新監督の古巣である仙台と対戦する。

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