【鹿島1-0柏】知念慶にアクシデント、藤井智也→松村優太で柏に勝利。ルヴァン杯、逆転1位突破に望み

GS１位突破へ望みをつなぐ。

[ルヴァンカップ GS５節] 鹿島 1-0 柏／2023年５月24日19:10／カシマサッカースタジアム

　ルヴァンカップ・グループステージ(GS)５節、鹿島アントラーズがアルトゥール・カイキのゴールにより1-0で柏レイソルに勝利を収めてグループDの２位につけ、最終節のアルビレックス新潟戦での１位突破へ望みをつないだ。

　この試合直前、スタメン入りしていた知念慶が筋肉系のアクシデントにより急きょ欠場が決定。藤井智也が代わって先発し、ベンチには松村優太が入り途中出場した。スクランブルの状況を、まさにチーム一丸となって乗り越えて、勝利につなげた。

　岩政大樹監督は試合後の記者会見で、この時の状況について次のように語っている。Ｊリーグ公式サイトに掲載されている。

「（知念選手が負傷し、スタンドから松村選手を呼んだ狙いと意図は？）最初はまず誰を（スタメンに）入れるかで藤井（智也）を選択し、その次に誰を呼ぶかというところで松村を呼びました。戦況の中で彼が生きるだろうというところもありましたし、松村も本来メンバーに入れて使いたい選手の一人でもありましたので、（64分から藤井に代わり）普通に使いました」

　また知念のケガについては、「何の情報も得ていないです。試合前はそれどころではなかったですし、今もまだ報告は受けていないです。おそらくそう（筋肉系）だと思います」と答えている。

　対する柏の井原正巳新監督は「今日出た選手たちは、しっかり当初やろうとしているプラン通り、ハードワークをしてくれて、内容的にもどちらに転んでもおかしくないゲームになったと思っています」と振り返っている。

　６月18日のGS６節、鹿島は新潟と、柏は福岡といずれもホームで18時から対戦する。