珍しいオウンゴール、バックパスにGKが触れて…。松本山雅が相模原から5ゴール大勝
松本のサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ゴールから外れたところでパスを受けようとした瞬間――。
[J3 12節] 松本 5-3 相模原/2023年6月3日14:04/サンプロアルウィン
J3リーグ12節、松本山雅FCが5-3でSC相模原に勝利を収め。勝点18に伸ばし上位グループに踏みとどまった。
この試合の先制点、珍しい形でオウンゴールが決まった。
開始9分、松本のFW渡邉千真のオフサイドで、相模原が自陣右サイドで間接フリーキックを得る。そして國廣周平がGK古賀貴大にバックパスを放つ。
古賀がゴール内から外れようとバックステップを踏んだ瞬間、そのボールがゴール内へ向かう。古賀は後方に体重の乗ったまま左足でボールに触れてしまう。ボールはそのままゴールネットを揺らした。
ちなみに古賀がボールに触れず(間に合わず)にゴールしていた場合には「コーナーキック」だった。
今回珍しいパターンだったと言え、相模原としては悔やまれるとともに、ついていない失点となってしまった。
その後は点の取り合いになり、パウリーニョの弾丸ミドルなどで松本が5-3で勝利を収めた。
松本は5勝3分4敗の勝点18で7位。首位の鹿児島ユナイテッドとは4ポイント差。一方、相模原は1勝6分5敗の勝点9で20チーム中19位と苦しんでいる。