「原口元気に捧げる」槙野が一撃、遠藤航2発 W杯代表コンビ弾で浦和が名古屋を下す
浦和レッズの槙野智章。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
遠藤「W杯で味わったいろんな悔しさをぶつけたかった」。
[J1 16節] 浦和 3-1 名古屋/2018年7月18日/埼玉スタジアム2002
浦和レッズがFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表のDF遠藤航の2ゴール、DF槙野智章の1ゴールと、いずれもコーナーキックから奪い、中断明け初戦に貴重な勝点3を奪った。
試合は3-4-3の布陣の浦和が素早くリトリートして前線にボールを集めて、試合を進める。そのなかで40分、柏木陽介のCKに遠藤がヘッドで合わせて均衡を破る。
前半終了間際に同点とされたものの、後半は疲れの見えた名古屋に浦和が襲い掛かる。70分に槙野、78分に再び遠藤とW杯代表コンビが、いずれもCKから加点。ホームチームが3-1で再開初戦で勝利を収めた。
試合後、遠藤は「再開初戦必ずホームで勝点3を取りたいのと個人的にはW杯で味わったいろいろな悔しさをぶつけたい想いと、点を取れたこと以上にチームが勝てたことが嬉しかったです。セットプレーで陽介さんからいいボールが来ると思っていたので、自分の入り方も良かったです。2点目も得意なニアを突く形で決められました。いずれもセットプレーからのゴールだったので、流れからも決められるように頑張りたい」と語った。
また、槙野は「(W杯の)ベルギー戦でゴールを決めた(原口)元気が僕のところに駆け寄ってきてくれてとても嬉しかった。今日、彼が観戦に来ていたので、今度は彼に捧げるゴールを決められた」と喜んだ。
文:サカノワ編集グループ